noboribetsuのブログ

車中泊で気の向くまま諸国漫遊

2023.07.17北海道60日目 舞鶴フェリー乗り場着。そして自宅へ

新日本海フェリー 小樽→舞鶴の船内です。

今朝は、7時半過ぎの起床。

気温不明。23℃位か?

隣のおっさんのいびきが酷くて、よく眠れなかった。

耳栓1個していてもよく聞こえ、しょっちゅう起こされた。もう一個は車の中で失ってしまった。

今後は予備も要るな。

朝食です。

船内のデッキで、日本海を見ながら。

曇っているが、海は穏やかです。

生野菜と果物が無いのが残念。

船旅は続く。


小樽港出発船旅

コインランドリー チェック。

割りと良心的な値段設定だ。

洗濯4.5kg ¥200,乾燥30分 ¥100


食後のマッタリタイム

作る訳にはいかないので、自販機。

¥160

こちらは良心的でない。

迷ったが購入。

船内ではやることが無い。

今回の旅行で感じた事は、何も手つかずの自然がいっぱい残っている所だ。

昔、北海道開発庁とか沖縄開発庁とか、何でその2県だけ特別に省庁があるのか疑問だった。

今回の旅行で理解できた。

歴史的背景から特別扱いしなくてはならない事情がある。

国の地方予算取りする上で、他の県とは別に計上しなくてはならない。

国防的な事情があるからだろう。

国境線近い土地や海を確実に自分の国の領土だと誰にも胸を張って主張するには、そこに投資して支配している事を既成事実化しておかなくてはならない。

ロシアも北方領土をそうしているし、中国も南沙諸島に進出して、漁船など送り出して既成事実化し出している。

法治国家でない権威主義国家が直ぐ隣にある事を身を持って感じた。

平和を口先だけで唱えているだけでは、平和を維持できないことが。


船旅は続く。

海は晴れてきた。

この船の船名は、はまなす。

小樽に向う姉妹船のすずらんとすれ違う。


姉妹船すずらんと通過

遠くかと思ったら結構接近してすれ違った。

行ってしまったの。航行速度は50km/hらしいから相対速度100km/hか。

行ってしまった。

現在、本州から200km沖合を航行中。

後方デッキに出てみる。

見渡す限り海だ。陸地は見えない。

波がきれいだ。

特に最後方は、スクリューで空気が混じり、淡いブルーに変化して綺麗だ。

地球は丸い。

というより見える範囲が円形だから?

船旅は波を見ながら、これに限る。

¥400(・・;)

今日の昼食代わりにするので許そう。

ビールは久しぶりだ。

旅行に来て以来か?

いつも焼酎と日本酒ばかりだったから。

だんだん外のデッキが蒸し暑くなってきた。

かなり南下してきたからか。

スカイブルーの海


小樽出航フェリー アカシア号船旅1


小樽出航フェリー アカシア号船旅2

お腹が空いたので早めの夕食。

北海道味噌バターコーンラーメン

来たときは食べたやつと一緒だ。

やっぱりラーメンは、味噌に限る。

ちなみに味噌汁に固形のマーガリンを入れると美味しかった。

良く学校給食の時に、食パンに付いて来る銀紙に包まれたキャラメルみたいなやつだ。

そんな、幼い頃の記憶がある。

帰ってからやってみよう。

夕暮れ時が来た。

今日は午後から天候が回復してきた。

夕日が期待できそうだ。

夕日です。

フェリーから見る日本海に沈む。


フェリーから見る夕日

舞鶴が近くなってきた。

下から、ガタンゴトンと何やら下船の準備をしだした。こちらも放送があれば直ぐに出られる準備をしよう。


もうじき舞鶴港着岸

舞鶴港です。船が回転しだして着岸の準備です。

そして下船です。


舞鶴港上陸帰って来た

戻って来ました本州上陸。

予定通りの時刻21:15。

後は、我が家を目指して帰るだけ。

遅いので高速に乗って帰宅。

夜中なので空いててスイスイ。

でも注意散漫になってきたのでパーキングで仮眠。

日も変わる時刻に、無事に我が家に到着。

旅先キャンプ場で、大分から来ていた竹細工職人さんにもらったこれ、

無事カエル

ありがとう大分さん。

無事にかえれたよ。

大分さん、自転車で来ていたけど無事に大分まで帰れることを祈ってます。途中で熊に襲われないでね。


本日の移動距離133km

フェリー除く

移動経路は

フェリー除く。


※完※

2023.07.16北海道59日目 小樽フェリー乗り場へ

余市町の余市マリーナに来ています。

今朝は、4時半過ぎの起床。

気温21℃。

今日は、帰省の日です。

自宅を出たのが5/16。

丁度2ヶ月経過となった。

小樽出港予定時刻は、23時30分。

昨日の夜はマリーナの駐車場に停めたのだが、夜中に起こされてしまった。

隣に牽引車に船を載せた車が、エンジンを切らずにそのままでいる。

今夜は暑いのでクーラーを利かせている。

ディーゼルだからカラカラとうるさい。

オートエアコンだからしょっちゅうエンジン音が変わる。

うるさくて寝てられないので移動した。

移動するときは車内模様替えしないと動かせないので大変だ。

最後の最後にやられてしまった。油断していた。

朝食です。

これで、常温で日持ちしない食料は殆ど処分できた。残っているのはキャベツ1朝食分位だ。

そして食後のマッタリタイム。

今日もマリーナを見ながら。

それではまず、今井ファームへ行こう。

余市にはフルーツ街道という道がある。

周辺にはいくつもの果物狩り出来る農園がある。

いまの時期はサクランボだ。

そして秋はリンゴである。

アップル余市と言われている位だ。

これも会津藩末裔たちの開墾のおかげだ。

取りあえず今井ファームでサクランボ購入。

わざわざ農園にまで来て買ったのには理由がある。

幹線道路でノボリを立ててにわか仕立ての屋台を出してる店は、大概ボッタクリだ。

国稀酒造で原価を知った以上、すぐわかる。3パックで¥1,000などと登りを出しているのを見たので停まって見たのが、1パック当たりの量が少すぎ。

3パックで国稀酒造で買った1パックと同量位だ。とすると値段は2倍だ。

さて小樽へ向かおう。

まずは、近くの色内埠頭公園駐車場に車を停めて、歩いて小樽運河へ向う。10分程度で到着。

又々やって来ました小樽運河。

北一硝子のある繁華街へ向かおうと歩いてると住吉神社のお祭りの練り歩きがあった。

前を行く天狗と従える昔の衣装の檀家。

左の人はとても様になっている。

雰囲気がアイヌ人の酋長みたいだ。

後に続くおはやし隊。

その後に続く神主さん。

最後に続くかわいい稚児さん。

なんとなく緊張しているのか無愛想だ。

外人観光客は大喜び。

写真取りまくり。

稚児さん手を振って応える。

来ました北一硝子のある繁華街。

夏の観光シーズンでもあって、いっぱいの人。

日本人よりアジア系外国人の方が多い。

欧米人には区別がつかない様だが、日本人には、直ぐに日本人で無い事が解ってしまう。

喋ってやっぱり、となる。不思議だ。

女性は特にわかりやすい。

日本人は地味な服装だが、あちら系の人はファッション雑誌から出てきた様な格好が多い。かなり力の籠もったファッションだ。

海外旅行に行くのだから、当然ではあるのだが。

オードリーが昔かけていた黒縁のサングラスなんてしてたら、間違いなくあちら系の人と思って間違いない。

昼下がりの日が照る中の散策は暑い。

でも気温28℃程度だ。

これから帰省するのだが暑さが思いやられる。

2ヶ月間ですっかり北海道の環境に慣れてしまった。

昔、北海道の人が本州に来て、初めて夏を迎えるとき、まだ汗腺が鍛えられてないので夏バテすると聞いた事があるが、わかる気がする。

まだ暑いので、一旦イオンに行って時間を潰す。クーラーのある所で。

夕食は、割引シールを貼り出して人が群がっている所に自分も参加。

握り寿司2パックget.

フードコーナーで、日曜午後8時からのNHK大河ドラマどうする家康を途中まで見て、フェリー乗り場へ向う。

フェリー乗り場到着。

皆さん時間待ちで、ロビーでテレビを見ている。

ざっと眺めると25人いるが、半袖のひとは10人。あとは長袖だ。

その中でもウィンドブレーカーまで着ている人が6人。

夏の北海道は本当に過ごしやすい。

もうじき乗船準備だ。

車に戻ろう。

待ってる車でいっぱいだ。

夜は過ごしやすい。

車の窓を開けて待っていると、冷えた浜風が吹き込んで来て心地よい。

到着地の舞鶴は、こんな訳にはいかないだろう。

さあ乗船だ。


フェリーに乗船

落っこちゃいました。


フェリーに乗船2

北海道よさらばだ。

また来るまで。

さて、乗船後に真っ先にすることは共同風呂に入る事。

7/10の旭川市21世紀の森 ふれあい広場の温泉以来入っていない。

6日ぶりのお風呂。

というのも毎晩、バケツに水を汲んで車内で体をタオルで拭いていると体がサラサラして気持ち良かったから。

逆に温泉なんて浸かったら、上がった後に汗が出て結局、汗が、乾くまでサッパリしないからだ。

入って来ました。

ああさっぱりした。

気分良く寝られる。

おやすみなさい。

本日の移動距離53km

移動経路

2023.07.15北海道58日目 余市マリーナ連泊中

余市の余市マリーナに来ています。

因みに、余市は市ではなく、余市町です。

今朝は、猫に起こされました。

奇妙な鳴き声の猫だなと思いきや、こちら・・・

ウミネコ。

近くで見ると結構デカくて太ってます。

朝焼けです。

今朝は、4時半の起床。

気温19℃。

昨晩からずっと雨が降り続いています。

今日の天気予報は、雨のちくもり。

降水確率80%

今日は一日中雨の様です。

朝食です。

さくらんぼは、これで終了。

食後のマッタリタイムです。

雨のマリーナを見ながら。

ところで、北海道には幕末に明治新政府に楯突いた藩や、その藩に協力的だった藩は、明治以降、北海道へ強制移住或いは、やむなし移住させられた様だ。

要は、北海道開拓団だ。

箱館戦争を指揮した榎本武揚など、降伏後に投獄されたが、数年後に恩赦され、釈放後に明治政府に仕えて、北海道の資源調査をさせられたし。

網走刑務所の収容者も北海道開拓に強制労働させられたし。

戦後、北方領土から戻って来れなかった日本人は、シベリア送りとなったが、要はロシアのシベリア開拓の一貫だ。

北海道には、伊達市もあるが要は、南部藩が移住した町。

ここ余市町は、新政府に逆らった会津藩の強制移住地だ。

余市町営美園墓地内に記念碑が残っている。

行ってみた。

現地に看板も表示も無いのでgoogle地図のコメント情報だけを頼りに行ってみた。

やっと見つけた。

墓場の一番高い奥にあった。

裏にはこの碑を建てた友志の名前

が・・・

参考にgoogle地図のコメント情報欄にあった説明写真を載せておこう。

2年前の情報だ。

今はこの看板は無い。

大勢の観光客が来て、一般の墓所有者から苦情が出たのだろう。

他にもニッカウイスキーの創業者、竹鶴政孝ことマッサンとリタの墓もあるそうだが、雨が降っているし、雑草が生い茂っているし、急な斜面に沢山の墓があるので探しきれなかった。

目を引いたのが松平姓の墓が複数あったこと。

会津藩の藩主の姓は松平だ。

その末裔が多いのだろう。

今日は一日中雨だ。

観光農園にサクランボを買いに行った後、またマリーナに戻ってきた。

マリーナの横は快水浴場となっている。

臨時駐車場まで準備されている。

砂浜にはいっぱいのテントが建っているが、誰一人として泳いでいない。

監視員のおじさんも手持ち無沙汰の様だ。

今日は雨が降っている。とても寒くて泳いでなんかいられないだろう。

なんと、駐車場代が無料だ。

太っ腹だな余市町。

今日の夕食は、明日帰るので、残り物の始末だ。

焼き豚のスライスチーズはさみのサンドウィッチ焼。

奇妙な組み合わせだが、焼いて温めるとそう悪い味でもない。美味しいとは言えないが・・・

それと、海魚釣り用の餌として買った魚肉ソーセージ。

何年かぶりに食べると美味しいもんだ。

そして夜は更けていく。

今日の移動距離32km

移動経路は