noboribetsuのブログ

車中泊で気の向くまま諸国漫遊

2023.06.08 北海24日目 秘湯4

足寄の里見が丘公園に来ています。

今日の天気予報は曇り。降水確率10%

今朝は、4時の目覚め。大きな公園の中なので人も来ず車も来ず快適だった。

気温は15℃。





やっと過ごしやすい朝の気温になってきた。

朝の風景



誰もいないし来ない。

朝食

今日は、残っていたほうれん草を昨日湯がいたので付けてみた。



朝のマッタリタイム


コーヒーを作っていると50歳前後のおじさんがスポーツウエア姿で歩いて来た。

まだ5:40だ。

腰には熊鈴をつけている。

珍しい。私と一緒でガラポン一等賞の鐘だ。

歩く度にチャリンチャリンと音がする。

もしかしてこのタイプこそプロが使う鈴ではないか?ちょっと安心した。

日が射してきた。今日はいい天気のなりそうだ。

それにしても足寄町の公共設備はすごい。

朝食なのに自分の住んでる市よりよっぽど立派だ。

家の市にはプールはあっても温水プールではない。夏しか使えないぞ。それに弓道場なんてのも無い。県庁所在地の市まで行かないと無い。

北海道は土地代がタダ同然なので出来るんだろう。

あちこちに国有地の看板が立っている。国も出来るだけ民間に払い下げして固定資産を得たいだろうに。

そうか。ニセコが外国人に買い荒らされているのは、もしかして国策かも知れないな。外国人に観光客を増やそうとしてるし。もはや日本は身の切り売りで食って行くしか無くなったのか?

ふと日本の行く末を憂いしまった。


今日は秘湯4段目を紹介しよう。

まずは、摩周湖を目指す。

行く途中丹頂鶴発見


丹頂鶴 足寄

つがいだろうか。二羽だけいる。

こちらはお馬さんだ


ばん馬競馬の馬さん

デカくて頑丈そうな馬だ

北海道の競馬であるばん競馬にでるやつだ。


丹波牛の故郷がある。

商品表示法に問題ないのか?

以前、その地で数ヶ月育てれば、その地のブランドをうたってもいいと聞いた事がある。

皆さんのあまり牛肉ブランドにこだわらない方がいいですよ。いや、知らぬが仏か?


摩周湖に到着

かわいい幼稚園

アイヌコタンに寄る。




こちらは阿寒湖アイヌシアターだ。


民族舞踊や民話を上演している。

実は、ここは思い出がある。

5年前に来たとき、上演を見た。

観覧が終了して出口に向かっていたとき、舞踊出演していた人たちが揃ってお見送りしてくれていた。

そこに30前後の出演していたお姉さんがつかつかと私の方へやってきて、「XX先生ですか?」目をかがやせて言うのだ。私は「いえちがいます」とは言ったが、彼女にとっては懐かしい恩師を偶然見つけた思いだったのかもしれない。

私も昔かし、南方系か?と聞かれた事があったが、北方系とも思われるのかも知れない。

元々日本人の典型と思われるのは、のっぺりした顔で、眉もほっそり体つきもほっそりだ。その反対が南方系か北方系だ。

確かに自分はそう思われても仕方がないカテゴリーに入ると思った。


釣りをしている人もいる。

観光船もある。

湖岸を周辺のには立派なホテルが複数。

ロビーに入るとアイヌの彫刻品がてんじされておりさながら博物館だ。

完全に、観光地化されている。

ま、地元の人はこれでないと生活が成り立たないのでしかたないが・・・

屈斜路湖に向かう。

途中に双湖台に寄る。

ペンケトー、パンケトーの2つの湖を展望出来る所。

だが、手前のペンケトーしか見れない。

あの細くなった先にパンケトーがある。

ここで出会ったシカ


双湖台のシカ

こちらをうかがっているいるが逃げない。


途中、弟子屈市内を通過する。

そこに、元祖弟子屈ラーメン店がある。



味噌味が好きなのだが、弟子屈ラーメンの元祖は醤油味なので醤油を頼む。


¥800


麺は縮れ硬め

スープは悪くない。

コクがある。大当たりの味だ。


それと行者にんにくの餃子5個入。

¥320

中が緑色。栄養価は高そうだが、味とボリュームは、王将の方が上だ。


やって来ました。屈斜路湖畔の和琴半島。


複数の和琴温泉がある。

手前に和琴温泉露天風呂だ。

ここは周囲から丸見え。

ギャラリーがいる中で入らないといけない。

地元のお爺さんはへっちゃらだが・・・

秘湯紹介というよりギャラリーに秘部紹介となってしまう。

これは、さすがに傷つきやすいお年頃の私には絶えられません。

ここはパス。

そのちょっと奥に行った所に和琴共同浴場がある。

こちらの方が秘湯ぽくて、誰も来ささなそうなので、そちらを目指そう。

ここから湖岸沿いに行くようだ。駐車止めがある。


右手はカヌーを下ろすブロックになっている。

ここはカヌーのメッカらしい。


屈斜路湖の水

水が綺麗だ。

魚も泳いでいる。


ここを山に向かって岸辺を進む。


ここから山の中に入って行く様だ。

右手の岸辺に何やら怪しい廃墟らしい物が見える。


しばし山の中を行く


しばらくすると右手に下りる分かれ道があった。


その先に今にも潰れそうな建物が。

ここです。

現在位置は青丸


山手側は、

岸辺側は、




中を覗いてみると、



入ってる内に天井が崩れて落ちてこないか?


湯船は大きそうだ。なんだか黒いな。



ドアを、開けると脱衣所が。


いいではないですか。

場末の忘れ去られた温泉


中はと言うと

湯船が真っ暗いだ。


窓の外の景色は

湖と遠くの山。絶景ではないですか。

チャポン

いい湯じゃないですか。お兄さん。天国天国♨

誰も来ない。独占状態。

結構熱かった。

足が真っ赤

一旦、道の駅摩周温泉まで戻る

今日はここで車中泊。

夕ご飯にしようとすると、カセットコンロが潰れてしまっている。ガスが出ない。


丁度、道の駅の近隣にホームセンターやスーパーが、あってよかった。

時間が無いので、今晩の食事はスーパーで買った握り寿司とアスパラのあえもの。それと残っていた炙りサケトバ。

そして残っていた国士無双。5/30以来のアルコールだ。


これだけ開けたら十分だろう。


今日の移動距離は、146km

移動経路は