noboribetsuのブログ

車中泊で気の向くまま諸国漫遊

2023.07.07北海道50日目 然別峡野営場へ

国設ぬかびら野営場 に来ています。連泊中です。

今朝は、4時の目覚め。気温18℃。

温かいです。

今日の天気予報は晴れ時々曇り。

降水確率20%。

天気は良くなりそうです。

朝食は

卵はお昼に食べよう。

食後のマッタリタイムです。

ポルシェは帰ったので林を見ながら。

今日の私以外の宿泊者はバイカー2名とキャンピングカー1台。

静かな朝のマッタリタイムです。

日が射して来ました。いい天気になりそうです。

その後は湖で魚釣りをやってみよう。

糠平湖湖畔にやって来ました。

ここが糠平湖。



静かな湖畔です。

キツネがなにやら餌を物色しています。


糠平湖湖畔のキツネ

ダムで堰き止められた人造湖なのでダムから上流500m以内は危険なので近づいては駄目の様だ。

シカさんはへっちゃらだ。

湖に流れ込んで来る川で、釣りをしてみることにする。

水が流れ込んで泡を出しているところがポイントだ。

イワナ用のし掛けを羅臼で買っていたので使ってみよう。

餌は同じく羅臼で買ったオショロコマ釣り用の餌、イクラだ。

ド素人でしかも竿は海釣り用だ。

渓流釣りの竿は持っていない。

早速、釣ってみよう。

釣っていると鹿が寄っ来る。


 釣りの成果は皆さん多分

と、お思いでしょう。

どうだ!

いきなり来ました。


糠平湖で釣り

成果はは3匹

最大は20cm

ホントは4匹だったが、小さいのでリリースした。

これからは、マスターと呼びなさい。


この辺で切り上げ次に移動しよう。

目指すは然別湖北岸野営場。

直ぐ南にある湖だ。18kmしか離れていない。

さらば国設ぬかびら野営場よ。

そして混浴露天風呂、中村屋。

幌鹿峠・・・

を超すと然別湖だ。

北岸に到着

このキャンプに場は、洗い場の水は飲めないそうだ。


ここは自然に出来た湖だ。

禁漁になっている。

国の特別天然記念物がいるらしい。

なのでほとんどのキャンパーはカヌー遊びの人がメインだ。


でかいテントで長期滞在っぽい人も多い。

湖畔の風景


然別湖北岸野営場からの湖畔

ここに泊まる予定にしていたが、まだまだ日が、高いし18kmしか来てないので、次の宿泊予定地へ行こう。

まずは湖だ沿いに南岸へ向かう。

道巾狭く湖側路肩弱いとある。


側壁工事もされてない昔からの道だ。とりあえずアスファルト道路だが凸凹、かなり荒れている。

こんな道。

でかい車が来たら広いところに退避しないとすれ違えない。

こんな道。

南に到着すると一大観光地になっていた。


ネイチャーセンターもある。

ここは、大正時代に見つかり、ある事業家が感銘を受け観光地化したらしい。

当時、通産大臣だった中曽根康弘の事業化を称える碑があった。

今は数件潰れて寂しい限りです。

中国人観光客がいないと潰れるだろうな。

湖畔です。

10cmもない小さな魚が群れてます。


ここでお昼となり味噌ラーメン作成


卵入、焼き豚、ブロッコリーり

食べ終わった頃、後ろからCan you speek english?と、

顔は東洋人だ。

中国観光客の様だ。

レンタカーを借りて4人程で回っている様だ。

どうやら車を出したいのだが,前に私の車がいるので移動して欲しいらしい。

後ろは通路で、更に後ろにも空きの駐車スペースが並んでいる。ガラ空き状態だ。

バックすれば出られるのに。

どうやらバック出来ないか、自信が無い様だ。

気安くokして移動してあげた。

外国人観光客で、結構レンタカーを借りて周っている人が多い。中国や欧米含車は左ハンドルだ。右ハンドル車採用の国は少ない。

しかも日本の車種に慣れていない。

彼らには、十分気をつけよう。


さて出発しよう。

向かうのは然別峡野営場。

とりあえず鹿追町方向へ戻る。

途中、峠の展望台があった。

左側向こうが太平洋、右側が帯広市だ。

峠を下りると然別峡への分岐点があった。右へ行くと然別峡。山の中へ進む道。

道路はこんな道。


然別峡への道

山の中を奥深く行く。

然別峡野営場に到着です。

着いたときは駐車場には車2台。

行くときは結構山奥なのにすれちがう車がいたのに。

Uターンして来たのか?

1泊¥250


然別峡野営場

奥に鹿の湯がある。

これが今回、来たら理由で、ついでに時間も押すからここでキャンプの予定だ。

駐車場からキャンプエリアまでは、ちょっと距離がある。

キャンプエリアには車で入られない。

リヤカーが置いてある。

ズンズン進むと一番奥に洗い場があった。

ここは水は飲めると聞いていたが・・・

煮沸しないと駄目らしい。川の水をそのまま引いて来てるので。

振り返って見ると駐車場はずっと向こうだ。

少なくとも100mはありそうだ。

そしてすぐ奥に露天風呂への入り口の表示があった。

こんな道を下りて

川沿いに歩いて行くと

ありました。


然別峡 鹿の湯

早速、ポチャン

湯加減は40℃程。丁度良い温度です。

奥から流れる川を見ながら。

浴槽下がヌルヌルです。

掃除もされていない様なので。

剥がれた藻が浮いて来ます。

なにやらしょっぱいお湯です。

山奥なのに。マッタリと言いたい所だが、アブが飛び回わってます。

常に追い払らっていないといけない。

蚊ならスピードが遅いのですが、アブは早いので気付いたら遅いです。

視界に入らなくても常に手で追い払っていないといけません。

直ぐにでも出て体をタオルで拭いてる最中も付いて来ます。

しつこいです。

なのでタオルで拭くというより、打ちつける感じです。

まるでタオルがヌンチャクの如く。

上半身を打ち付けている時、足はその場片足ずつジャンプ屈伸です。

とにかく体を動かしていないと直ぐにつかれます。

まだ濡れている体で下着をきて上着を着ます。

それでも半袖の腕に付いてきます。

命からがら湯場から脱出。

今回、最高試練の露天風呂でした。


しかも駐車場から炊事場まで100m以上ありそうだ。

車中泊の自分としては、難儀なキャンプ場だ。

よって、ここで宿泊はやめにしよう。

次の宿泊予定地へ向かう。

帰りの道。

林間の狭い道を生きます。

一旦、来た道分岐点まで出る。ここからずっと西向き南富良野方面に向かう。


然別峡と湖分岐点から鹿追町へ向かう

素敵な林間の真っ直ぐな道が続きます。

途中に、でかいじゃがいも畑。

一面に白い花を咲かせている。

しっかりも作られていた。トラクターでやっているのだろう。

4時も回ってきました。

ちょっと次の目的地まで距離があるのでこの辺近場に泊まろう。

6/3に泊まった狩勝高原キャンプ場があった。

ここは駐車場から洗い場まで近かったので便利なキャンプ場だ。しかも宿泊料¥0だし。

水も水道水だ。


携帯電波も3本立っていたし。

狩勝高原キャンプ場に到着。

とりあえず先の鹿の湯の露天風呂に入ったのでなんだか気持ち悪い。痒い感じ。

すぐ近くにある日帰り入浴できる所は、このエリアにあるサホロリゾートホテルだ。

¥高さそうだが行ってみる。

フロントにホテルの制服で男2名、女性1名の受付がいた。

ロビーに、客は一人といない。

手持ち無沙汰そうだ。

時間潰し、している様な・・・

その瞬間、ここは駄目だなと確信した。

ちょっと期待していた自分が甘かったと思った。

日帰り入浴値段を聞くと¥1,000だ。

入浴準備を持たずに来たのが良かった。

「じゃ〜準備してきます」と言って車に戻って退散した。

まだ心は、年金親父になりきれていない様だ。

狩勝高原キャンプ場に到着

車は私だけ。バイカーが1台と人気のないてんとが1張り。買い出し中か?

体が気持ち悪いのでとりあえず洗い場にバケツを持って行き頭を洗う。

ここは、髪を洗ってはいけないとの張り紙も無いようなので失敬する。

お湯でないので泡立ちが悪い。

次に、バケツに水を汲んで車の中で体を拭く。

締め切ってカーテンをした車の中は蒸し暑い。

そこで上半身だけ裸になり外で拭く。

小さなキャンプ場だが、人も少なく、皆さんそれぞれ自分のテリトリーを大きく、間を取って陣を張るのでこの位置からは見られない。

流石にパンツ一丁で外で、拭くことは、ウブな私にはできないし・・・

バケツの水が白く濁る。

体を拭くとスッキリ、サラサラ。気持ちいい。

早速、夜の宴の準備。

今日は、念願の魚釣りの成果を享受できる。

焚き火をおこし、まずは野菜を焼く。

そして今日のメインの釣ったイワナ。

腐敗が進まぬ様に、現地で頭と内蔵を取っておいた。

表を焼いて、

裏も焼く。

いい頃合いです。

淡白な味です。油も無い。

鮎の味を消した様な味。

川臭くもない。

美味です。

そしてお供はいつもの神川。

今日は、日本酒が進む。


本日の走行距離 104km

移動経路は