noboribetsuのブログ

車中泊で気の向くまま諸国漫遊

30日目(6/15) 北海道に来て8日目


今朝の目覚めは、宿泊先は道の駅アサヒカワ。

夜は寒すぎる。昨夜日中、五郎さん家の寒暖計が9℃だったが、夜はいったい何度だったのだろう。明け方は寒すぎて3回もトイレに目が覚めてしまった。
来る時は夏用パジャマしか持って来なかったので寒い。我慢できずに小樽の長崎屋で厚着のジャージを買った。シーズン外れだったので安く買えてラッキー。
しかし下はジャージでも上も寒いのでフリースを着て寝ている。持って来てよかった。
その上に毛布と夏用布団だが、寝ているとまだ寒い。
昨日、ユニクロがあったので腕なしのダウンジャケット買おうと入ったが半袖服しか売っていない。
しまむらがあったので入ったがペラペラのトレーナーが唯一だった。次はイオンでも探そうかな。
今、夜9時だが毛布を頭からかぶり、凍える手を擦りながら書いている。
今日はまず、道の駅直ぐ横の旭川市博物館

アイヌの歴史を展示している。
サケの燻製つくり

金属の加工

人類学的分類

右端の縄文人のDNAを受け継いでいる。
アイヌのリーダー像

上着はロシア
中の服は、絹製の元
腰は日本の刀剣
と、サハリン経由で3国と交易があったのでこの様なスタイルになるそうだ。
いっぱい洋物を持って着飾っている事が、同一民族の中で尊敬を受ける為の条件だそうだ。
いっぱい交易して金持ちであることが尊敬されるそうだ。
アイヌ人は元々、和人と民族、文化、言語が異なるが明治以降、和人と同化して行った。
だから、いまでは会話していてもわからない。
でも、たまに車から見た男の人は、さっきあの人物像の様に、あごひげを生やし、ぽってり骨太の顔をしている人がいる。アイヌの末裔だろうか?
女性は、アイヌの民族衣装を着ない限り全くわからない。


こちらは言語学者 金田一京助が見つけ出したアイヌの女性。

アイヌは口述で物語を末代に伝えるそうで紙の記録がなかったのでこの女性にその内容を書かせたらしい。
岩波文庫で書籍が出ているらしい。


これはイオマンテ
アイヌの神様(精霊)を祀る祭り

民族衣装

皮で作ったドレス


次に向かったのは、旭川_旭山動物園。
郊外にあるので20Km程離れている。
旭川市は戦後、ロシアからの侵略を防衛する目的で明治以降に軍事拠点として始まった。
何も無い所に町を作ったもんだから道が真っ直ぐで長い。
しかも中心部は、ほぼ正方形の碁盤の目の様な道だ。
真っ直ぐ走っても右折・左折しても広い真っ直ぐの道が続くので気持ちがいい。


ついついスピードがオーバーしてしまう。いや、車の流れに乗るとそうならざる終えない。回りが早すぎるので。
こんな感じ・・・


旭川_旭山動物園へ到着

日本で一番入場者数が多い人気のある動物園。
確かに、人気があるのは解る。
単に動物の展示だけでなく展示方法に工夫や遊びが入っており、見てて楽しめる。
遊園地的デイズニーランド的な要素があって大人も楽しめる。

しろふくろう
とてもきれいだ


それに、いっぱいポスターや手書きの説明資料が貼ってあり、ここで働いている人達の動物に対する熱意が伝わって来る。
お昼になって食堂でラーメンを頼んだが、ラーメンからも感じられる。

のりにごまあざらしのイラスト。
今日の宿泊先は、道の駅とうま。旭川からちょっと北に上がったところにある当麻町の道の駅。とうまスイカという皮が真っ黒のスイカで有名らしい。
経路 黄緑◯→紫◯

走行距離 32Km