noboribetsuのブログ

車中泊で気の向くまま諸国漫遊

2023.07.11北海道54日目旭川市 神楽岡公園へ

旭川市21世紀の森に来ています。

今朝は、3時頃に目が覚めその後はうつらうつらしていた様です。

ここもペーパン川の水の音で、二度寝できなかった。

ダム湖上流側のキャンプ地は要注意だ。

起きたのは5時。

起きるパターンはカラス、朝起き鳥、澤の水音の3パターンの様です。

気温19℃。

内陸部は道東南に比べて暑い。

昨晩もハッチバックを開けて寝ないと寝苦しかった。

朝食です。

昨日買ったトマトが柔くなってきた。

自家用露地物は甘熟だから傷みだすのも早い。

今日の天気予報は、曇のち雨。

降水確率70%

今は曇り空だが。

だんだん悪くなっていきそうだ。

モバイルバッテリーが潰れたので、まずは旭川市内のケーズデンキへ行く。

買って出て走っていると、とんでもないな大雨と強風だ。

ワイパー最高にしてゆっくり走っていても視界不良だ。ヘッドライトもつける。

車が横風で揺れる。危険だ。

一旦釣具店の店先に避難。

こんな大雨、強風は経験したことが無い。

バンで車高が高いので、走行中の横転の恐怖にかられた。

ちょっと小降りになるまで店に入れない。

その後、釣具店を物色。昼食へ向かう。

お昼は、旭川市の蜂屋。

昭和22年創業の老舗だ。

味噌が好きだが、旭川ラーメンは醤油が本家なので醤油チャーシューをたのむ。

中央におろし生姜が乗っている。

こういうのは初めてだ。

いりこ出汁の味がする。

おいしいのは美味しいのだが、層雲峡でたまたま入った店の味噌味の方が好きだ。

味噌味と比べればよかったのだが。

ただ、自家製チャーシューは旨かった。

次に向かったのが高砂酒造。

ここは、旭川市に行った時、絶対に外せない所。

銘柄

初代ポスター

佐久間良子

いたなあ、こんな人

他に仲代達矢とか有名映画俳優も。

結構、大きく投資してたな。

若い頃のイーデス・ハンソンが、高砂酒造のハッピを着て写真に写っていた。白黒写真で。

先代社長の応接室

ここで1本購入。自家用で。

色々銘柄に目移りしたが、荷物になるので。

次は、イオンへ買い出し。

大都市にはあるから助かる。

これで氷もタダで大量に仕入れる事が出来る。

板氷が水になっていたところなので、助かる。

そして今日のねぐら神楽岡公園へ向かう。

今晩は寝苦しいそうだ。

到着

ここは旭川市の中央公園。でかい。

公園内には小高い山もある。

青丸現在位置

奥にトイレと水場もある。

公園内をぐるりと一周してみる。

ぐるっと回って5,6百メートル。

なので殆どが人が入れない山と森である。

公園内を忠別川が流れる。

ここであの幻の魚、イトウが釣れるという噂も聞いている。

今日の車中泊者は4台。

ガラ空きだ。

実は公園内でキャンプも出来る。

しかしgoogle地図では公園としか表示されない。

なので、知る人しか利用しないのでチャリダー2名しかいない。バイカーはいない。

密かな穴場である。

屋根付き休憩所もある。

今後、旭川市に行った場合、要チェックだ。

ただ、カラスが多い。

今まで泊まった場所からしたら圧倒的にカラス密度が高い。

都市部なので、エサのゴミに事欠かなからだろう。

しかも市の中心部にある広い林だ。

カラスの格好の寝ぐらになっている。

さて、今日の夕食は当然、これ。

お友はこれ

蔵酒一番搾り。

なので、本当の生酒。冷酒だ。

5℃以下で要冷蔵だそうだ。

クーラーボックスで保管。

アルコール度数も1,2度程、通常の日本酒より高い。

5年前に行ったとき、口当たりが良く、すっかり中瓶1本開けてしまったので、翌日は寝てるだけの1日になってしまった。

なので、今回は1/4だけに抑える。

学習済みだ。

そして今夜も夜が更けていく。

ここは市の中心部の公園。

熊もシカもキツネも来れないから安心だ。

今日の移動距離59km

移動経路は

2023.07.10北海道53日目 旭川市21世紀の森へ

新栄の丘展望公園へ来ています。

ここはキャンプ場でなく、公園なので車中泊の人しかいません。

私含めて3台。

今朝は、3時半過ぎの目覚め。

いつもはカラスですが、朝起き鳥に起こされました。

気温19℃。

適温です。

すっかり夏になりました。

ハッチバックを開けて寝てもいい位です。

今日の天気予報は晴れ後曇り。

降水確率30%。

朝の新栄の丘

キャンパー2台だけ。

空が白みかけて来ます。

シンボルの草ダルマ

朝日が登って来ました。


新栄の丘 朝日1


新栄の丘 朝日の裏


洗濯物が溜まって来たので今日はコインランドリーへ先に行こう。

美瑛には24hコインランドリーが1軒しかない。取り合いになる。

到着、一番乗り。

コインランドリーは、お札は使えない。釣り銭が出ないので。

しかし、両替機が無い。

あるのは飲料自販機だ。

ここの経営者、なかなか知恵もんだ。

承知の上なので、コインは常に多めにキープしてるから大丈夫。


ここで朝食

昨日作ったポテトサラダにキュウリを追加。

これで4,5日は持ちそうだ。

果物が無いのが寂しいが。

何と、ここに無人トマト販売があった。

1袋、中サイズが2個で¥100

安い。🤯

多分自家用の余りを置いてるのだろう。

2袋買う。

勿論、誰も見てませんが¥入れます。


ここにはコイン洗車もある。

那須ナンバーの軽キャンパーが来ました。

何と、軽に初老2名です。

軽、侮るなかれ!

荷物が見えます。

天井がワニの口の様に開き、そこが寝床になりそうです。

洗車をする様です。

北海道は虫が多い。

フロントグリルに虫が当たり日光でこびり付きなかなか落ちない。

私も洗車をしておこう。

コインランドリーにコイン洗車。

なかなかにくい設定だ。

私の洗濯が終わった頃、次々にキャンパーが訪れます。市川、湘南、旭川、xx,etcナンバー

朝も早いと言うのに。

おばちゃん、「すごいな~」と言って、諦めて行ってしまいました。

早く来て良かった。

さて、ガソリンも底をついて来たので近くのモダ石油で給油しよう。

北海道一安いチエーンだ。

さて、次は十勝岳西北に位置する白金温泉地域に向かう。

出発だ。

さっきのコインランドリーの前。

皆さん考える事は一緒ですね。

満席です。

なかなかやるな。ここの経営者。


まずは、道の駅 びえい「白金ビルケ」

到着です。


道の駅 びえい「白金ビルケ」へ

ここは前回は5年前に来たとき出来立ての道の駅で、まだ認知されずにガラ空きだった。

とても素敵で道の駅からして最高の車中泊場だ。

案の定、人がいっぱい。

キャンピングカーサイトまで出来ている。ここならAC電源も使える。有料だが。

つぎに向ったのは十勝岳 望岳台

こんな道を行く。


十勝岳展望台へ

一級の活火山である。

ここから登り坂だ。

十勝岳を見ながら林間道路を登っていく。

到着しました。

駐車場の上には広いガラ場が。

ここは、十勝岳登山口になっている。

いざと言うときのシェルターもある。

ネイチャーセンターも兼ねている。

記念碑まで歩く。

到着です。


十勝岳1

上には噴煙が上がっているのが見える。


十勝岳の噴煙

足元には高山植物が


次に向かったのが本日のメインイベント吹上露天の湯。

混浴露天風呂だ。

こんな道を行き途中で右折をすれば駐車場がある。

バイクや車10台程いる。

ここは道路標識もあり、有名露天風呂なので人が途絶える事は無い。

なので露天の写真は撮れない。

こちらが入り口だ。

見えました。あそこです。

着替えの服がかかってます。

降りていくとありました。2×4程度の□の浴槽が。


既に4人程入っている。

脱いで入ると2人は上がって行った。

ポチャン

いい湯です。

地元友志でボランティア清掃されているのできれいです。

無色無臭で、知床の熊の湯の様な濁った温泉らしい湯ではありません。

しばらくすると60過ぎの老夫婦連れが入って来ました。

奥さんは湯浴みの格好です。

それとなく顔以外は見ずに話します。

男のように熱くなったら湯船の端に座って、タオルを前にかけて涼む訳には行きません。

直ぐに着替えのスノコ板の方に退却してガウンを着ます。

その内40代位のまだ若い夫婦がやって来ました。旦那はすごくザックバラン。男前。野性味のある顔立ち。

奥さんは真っ赤なガウンを着て帽子を深くかぶり顔も隠しぎみ。

旦那が、25歳ですと紹介する。

勿論ジョークだ。

旦那は47歳位らしい。白髪の髭が精悍である。

奥さんは、顔がちょっとぽっちゃり気味なので若く見える。

ただ20代には見えないが、40代のおばさんにも見えない。

ガウンの下は勿論湯浴みの格好。水着では無い。

夫婦連れ並んで開いている向かい側に入る。

セケンバナシが続く。

昨日、十勝岳に2人で登ったらしい。

あの噴煙上がる活火山にだ。皆さん驚く。

硫化水素の匂いで臭かったらしい。

かなり危険だ。窪みになど入れば死亡する。

そのうち、皆さん湯船に入っていたが、暑くなったので2人のおっさんが風呂の端に上がり、足湯状態となり、前をタオルで隠して話を続ける

真正面には奥さんと旦那さん。

私も熱くなってきたので、そうしたいと思うのだが、温泉に浸かっている時はタオルはしてない。

余りにもの至近距離1.5mあるかないかの状況で、上がるタイミングで前を隠すのは難易度が高い。特にそれを、さり気なくしないと場を壊す。

などと思っている内に奥さん、真正面におっさん2人が局部だけタオルをかけて、しかも濡れて張り付いてるからモッコリ感があるしスケスケ感もある。・・・だもんだから早々、上がって脱衣場のスノコの方へ引き上げてしまいました。

私は安心して湯船周りの岩に座る事が出来た。

さて、だいぶ温まったので上がろう。

しかしまだスノコの所で奥さん着替えている。流石にあそこにフル✕✕で行けない。

しばし石の上に座って待つ。

着替えて行ってしまったので、すかさず上がる。

同じようにもう一人のおっさんも上がる。

着替えながら、同じ事を考えていた事をお互い話して苦笑い。

混浴露天風呂も気を使うな〜。

次へ行く。

今日泊まる予定の旭川市21世紀の森へ向かう。

とりあえず、来た道を帰る。

途中で白ひげの滝を見学。

到着です。


白金温泉の白ひげの滝


白金温泉の白ひげの滝2

ここは中国、浙江省杭州の白ひげの滝です。

観光客でごった返しています。

何故か足は「わ」や「れ」表示の日本のレンタカーの様です。


次は目的地、旭川市21世紀の森。

ペーパン川をダムで堰き止めた湖のほとりにある一大保養施設。

水資源豊富な北海道は本当に恵まれている。

とにかく川を堰き止め人工湖を作れば、そこが一大保養エリアに化してしまうから。


到着です。

こちらはバンガローエリア

こちらは車中泊エリア

とりあえず散策してみよう。

キャンプ場にある水辺広場

蓮の花が

ついでに

木の種、ブツブツが多いですね。

ペーパン川

こんな川の水が貯まると、こんな広大な湖となる。

川幅狭いが、水量が多いとこうなる。

チリも積もればなんとやらだ。

ここのキャンプ場は、管理が厳しい。車中泊するにも駐車場番号指定だ。

開いている好きな場所を指定する。

つまり、現場の状況を見て、臨機応変に場所ぎめ出来ない。

ゴミも全てビニール袋から取り出しバラでいれなくてはならない。

しかし去年まで無料のキャンプ場。今年から1泊¥300。それでも安い。

近くに¥100で入れる温泉もある。

長期滞在者も多いそうだ。

確かに、旭川市近隣にこのような施設があると人気があるのは当然だろう。

地元にこんなのがあったら人が集中するだろうな。

そうならない様に¥を法外に高く設定しているのだろう。

ここには¥100で入れる温泉がある。

ここから約500m程の林間の道路を行った先だ。

キャンプ受付のお姉さんは、必ず車で行く様にとの指示。

なぜなら熊が出るからだそうだ。

でも先程来たとき、おっさんが歩いて帰って来ていたから、歩いて行ってみることにした。

確かに道の周囲は鬱蒼とした林が広がっている。

昼でも薄暗い。いかにも・・・といった雰囲気だ。

見えて来ました。

温泉です。

受付のおっさんと話したところ、昼間は熊は、森の中でドヘーとダウンしているから大丈夫だそうだ。なぜなら黒い毛皮を着ているから夏の日差しなんて浴びようもんならたちまちグロッキーダウンするからだそうだ。

確かに人間も着ぐるみを着て、夏の日差しなんて受けようもんなら、たちまち熱射病でダウンする。

熊は元々毛皮を脱げないので、夏場、日差しのある内は動かないそうだ。

風呂は、無色だがイオウの臭いがする。

シャンプーや石鹸使用は禁だから、浸かるだけ。

風呂も入ったし夕食にしよう。

今日の夕食はブタジンギスカン。

キャベツと玉ねぎも、ぶつ切りして入れる。

これは結構手間のかからない料理だな。

元々、モンゴル騎馬民族のチンギス・ハーンが、戦争で移動中にヘルメットを鍋にして料理をした野戦料理だ。手間がかからず、野菜も入って栄養満天料理だ。

これでポテト料理に加え、もう一つ簡単にできる料理のレパートリーが増えた。

そしてお供は焼酎霧島。

今日は、焼酎も水割用水もクーラーボックスに入れて冷してある。

今晩はアルコールが進みそうだ。

そして夜も更けていく。

今日の移動距離147km

移動経路は

2023.07.09北海道52日目 新栄の丘展望公園へ

山部自然公園太陽の里キャンプ場に来ています。

カラスの泣き声で起こされました。

今朝は、4時半過ぎの目覚め。気温17℃。

後ろを開けて寝たのでちょっと寒い。

今日の天気予報は晴れ後曇り。

降水確率20%。

朝は晴れてます。昨日の夜は蒸し暑く、初めてハッチバックを開放したまま寝た。

熟睡できてない。

この川は芦別岳が源流で、空知川に繫がる。川幅狭いが、かなり急角度で落ちる川だ。階段状になっている。なので水の音がうるさい。

ただ、水かさが無いので格好の子供達の水遊び場になっている。

ただ、大雨の時は土石流となるらしく、注意が必要と書いてある。

朝食です。

果物もポテトサラダも無くて寂しい限り。

ここは、ゴミ捨て放題なので、ここで作っておこう。

8時と言うのに車の中は暑い。

車を日陰に移動。

それでも暑い。

食後のマッタリタイムです。

ユーフレ川の水の音を聞きながら優雅に・・・と言いたいところだが、じゃがいも人参茹でながら、汗かきながら。

今回、九州なんて行ってたら途中リタイアして帰ってただろう。

北海道で良かった。

さて、せっかくなのでキャンプ場を散策しよう。

駐車場から奥に細長い。

急峻な山だ。

川は結構急だ。


山部自然公園太陽の里キャンプ場の勇振川

川の橋を渡るとまたキャンプ場だっっl。

最初に着いた車中泊禁止の駐車場に置いた人たちのエリアだ。

川の反対側に階段を上がると宿泊施設がある。


山部自然公園太陽の里キャンプ場の風景

前はパターゴルフ。

裏は遊具がある。

この辺一体は保養施設の様だ。

準備も出来たので出発しよう。

さらば、山部自然公園太陽の里キャンプ場。

最初に向ったのは、富良野チーズ工房

日曜日もあっていっぱいの人だ。

ここで昼食のピザを頼むが40分待ちだ。

中の椅子は満席待ちなので外の林間テーブルで待つ。

食べてる2割、待っている人8割といった具合だ。

それでも券売機に人が並んでいる。

注文したのは、1/4サイズのマルゲリータと玉ねぎとコーラ。

締めて¥1,150

展示のトラクターを見ながら待ち。

やっときました。

ついでにジェラートも。

メロン味。


早めに来て良かった。11:30だ。外のベンチも満杯だ。

それでは出発しよう。

次は富良野駅近くのフラノ・マルシェ 富良野物産センター。

ま、道の駅のみたいなもんだ。

ここだけは観光客でごった返していた。

町中は寂れており閑散としていた。

駅前も然り。

次に向ったのは富田ファーム。

ラベンダー畑で全国区で有名な農園。

なので、入ると手前500m位から国道渋滞。

5年前に来たときは、時期が早すぎて、咲いていなかった。

だから、写真パネルで涙を飲んだ。

今回は、どうだ。


富田ファームのラベンダー畑1


富田ファームのラベンダー畑2

スイートピー畑もある。


富田ファームのスイートピー畑

こちらも満車

色々な花畑


富田ファームの花畑

もう満足だ。十分だ。花も人もだ。

平成15年7月4日 天皇陛下皇后陛下も来られた記念碑もあった。

せっかくなのでここでも

ラベンダー色ジェラート

お腹も満足したので出発しよう。

今日の宿泊予定地は新栄の丘展望公園。

美瑛市手前のパッチワークの丘。

ここはキャンプ場と言うより夕日を見る観光地の様だ。

もうすぐ日が沈む。


新栄の丘展望公園に沈む夕日

ああなんて東京ロマンチカ。


夕日が沈んだら、停まっていたが車9台、全ていなくなってしまったので。

車中泊は自分一人みたいだ。

しめしめこれで水場の水道水でパンツ一丁で体を拭ける。頭も洗えるぞ。

と思いきや、日が沈んで暗くなってからアベックがやって来た。

お前ら遅すぎるぞ。もう夕焼けは終わっとるぞ。

直ぐに帰っていっちゃいました。

油断も隙もあったもんじゃない。

そうこうする内、結局キャンピングカー2台と一晩過ごす事となりました。

今晩も蒸し暑そうだ。

夕食は遅くなってしまったのでポークウインナー入りじゃがいも煮。

ぶなしめじ入り。

味付けはブイヨン、魔法の調味料、粗挽きコショウで煮るだけ。なんて楽ちんなんだろう。

手間はじゃがいもを洗って切るだけ。

そしてお供はいつもの焼酎霧島。

暑いから水割り。

氷もないからぬる割り。

そして今夜も夜は更けていく。

街灯が無いので満天の星が見えます。

今日の移動距離は52km

移動経路は