noboribetsuのブログ

車中泊で気の向くまま諸国漫遊

10日目 R17三国峠越え 南魚沼

今朝の目覚めは、道の駅 草津運動茶屋公園。
昨夜は静かで良く寝れた。5時頃目覚めたがウトウトしながら6時に起床。
草津温泉は幹線道路上にないので国道も通過する車はほとんどいない。朝までぐっすりと寝れた。
今日はR17号線(東京から富山に抜ける幹線道路。今は関越自動車道がメインだが)を北上しながら適当にその時々通過近辺の観光地に寄って行こうと思う。
まず、関東では一番人気の群馬県川場村にある道の駅 川端園田プラザ。

「関東好きな道の駅ランキング」1位を5年連続受賞。
朝から駐車場が車でいっぱいだ。そうだ、今日は土曜日だった。

人気があるのもうなずける。
道の駅内とはいうがテーマパークのよう。
自然豊かでブルーベリー園もあり、子供が遊べる場所も豊富。
お土産用の物産館や大人も楽しめるようビール工房や陶芸経験など、いろなものが並んでいる。
人ばかりなので近くにある展望台へ登った。

何やら社もある。

この社の裏側100m行くと展望台

群馬県利根郡川場村の全景が見える。
川端園田プラザを跡にして近くの岩観音菩薩磨崖仏群に行く。

岸壁に33体の観音像と1体の弁財天像が刻まれている。
南北朝時代の戦乱の頃に戦没者を弔うために刻まれたそうな。

次は吹割の滝へ

迫力があり、水しぶきが涼しくて気持ちよかった。東洋のナイアガラと言われているそうだが比べるのは恐れ多いのでは?
滝が1箇所というよりは遊歩道になっている。


川を見下ろす様に山側を一周して戻って来るコースは全行程1Km位あり、しかもちょっと山に登る形なので誰も来ない。

誰もいないが、ずんずん登って行く。

先程の滝がはるか下界に見える。
1人で歩いていると、ところどころ熊よけの鐘を鳴らす物があり(径5cm長さ40cm程の鉄管と金槌)鳴らしながら歩けよとの表示。20m位進むごとにぶら下げてある。
こんな表示もあってビビリながら一周して来た。

熊の生息地域で今が冬眠から開け活発に活動している時期なそうな。
(ところで歩きながらつくづく思う。いまだから気楽に1Km程度の距離なら山道でも平気でちょっと道草気分で歩いて来れる。崩れた石の階段や丸太で土ズレを防止した階段を歩いて行くが、長距離を歩いても持久力はまだ十分残っている、ちょっとよろめいても直ぐに体制はリカバリー出来ている・・・がしかし、反射能力と瞬発力は明らかに落ちている感じがする。普段の生活では気づかないが、こういう所に来ると今までとは違う違和感を感じてしまう。多分、これが5年後に旅行に行っていたら果たして「ちょっと見てこうか」では行かないのではなかろうか? 今回旅行に出て本当によかったと思う。)


一周してドライブインに戻って来た。
駐車場無料で止めてもらった事もあり、ここで遅い昼食を取る。

10割そばを頼む。
キノコのてんぷらがうまい。
次は、R17の国境の三国峠
峠トンネルに入る手前。

峠を降りるとご存知、松任谷由実のサーフ天国へ~♪スキー天国へ~♪のNaebaプリンスホテル

季節外れなので人気が無いが、遠くにマイクロバスも止まっており、潰れては無いようだ。

本日の宿泊は、道の駅 南魚沼。
長距離トラックもいるが道の駅建物中心とした対角線上に停車したのでエンジン音も聞こえず快適。・・と思いきや先程近くにカーステでボンボコ・ボンボコとラップの様なディスコの様な騒がしい音を立てている車が来た。21時になるというのに。例の1割だ。困ったもんだ。・・・しばらくしてどっかに行ってしまた・・・良かった。
今日の行程。青字

走行距離180Km

9日目 富岡製糸場→草津温泉

今朝の目覚めは、道の駅・雷電くるみの里。

昨日は遅かったがやはり起きるには4時過ぎ。
最近、トラックの昼夜鳴り続けるエンジン音に慣れて来た様だ。人間なんでも慣れは大切だな。
朝早かったので、ご同輩の特徴的な車をチェックした。
特に特徴的な車を紹介しよう。
まずは、自己主張の強い車。

歳を取るとだんだん頑固になっていくのだなと思わせる様な車。
私は、この車の横がベストポジションで空いていたので潜り込んだのだが、全く人気がしない。到着してから朝出発するまでの10時間程いたが、人の出入りもなく、音もせず、夜も隙間から漏れるはずのかすかな光も見られない。
別のところに旅立ったのではないのだろうか?
次にこれ。

ドグも真っ青、和製デロリアン?
それとも走るゴミ屋敷?
昨日見たところではデロリアンであった。乗っているのは後期高齢者前後の夫婦の様だ。後ろの席には、リクライニング出来ない程の大量の荷物。
ホンダのFitに2人で車中泊?
寝る時は座った状態で寝るのだろうか?
エコノミー症候群になりそうだ。
でも朝見て納得した(写真は朝の風景)。走るゴミ屋敷化していた。
本日、まず本日最初に行くのは、群馬県にある富岡製糸場だ。


日本の近代化の元になった工場である。 もともと官製工場であったが、政府の払い下げで三井に渡り、次に原合名会社に渡り最後は片倉工業の手に渡りその後、富岡市に譲り渡された。

ここでかつては女工さんたちが・・・

世界遺産登録されたそうだ。
まだインバウンドの恩恵を受けていないようで、メインのお客は敬老会御一行様だ。元はフランスの技術導入から始まり指導者もフランス人だった事もあって、この様にフランス人観光客がいた。
これはメインエンジン。フランス製である。ちなみにたったの5馬力。私の車の1/30だ。これであの大きない機械を回すのか?

今世間でメインのアジア系の人はいなかった。アジア人観光客には受けない様だ。
次に向かったのは草津温泉。

ここは個人的にどうしても行っておきたかった所。わかるでしょう?
ここはメインストリートの湯元。

イベントショーを観覧

草津よいとこ~一度はおいで~と歌いながらお湯をかき混ぜて冷まします。
例によって足湯

日本人、アメリカ人、中国人、インドネシア人?と混浴してきました。
湯元から歩いて10分の西の河原公園にも行く。

最後に本日のメインイベント・・・大滝乃湯

1階は、箱物設備によくある普通のお風呂。石作りの大きな湯船に普通のお湯。
外の露天風呂経由で地下にある合わせ湯がある。
これは昔ながらの古くてひなびた湯船。
床・カベ・天井・湯船が全て木で出来ており複数湯船が温度に分けて5つ程ある。
江戸時代にワープした感じ。
一番熱い湯が45℃だったが、入ったら確かに痛い位に熱い。
体中が針でチクチク刺されている様だ。1分と入ってられない。
打たせ湯があったのでかかったら、しぶきが口に入りとても酸っぱい。
青梅の汁の様だ。目に入ると激痛が走り開けられない。
口に含んで直ぐに吐き出すと、口の中が歯磨き終わった様な感じ。
加熱硫酸ではないのか?確かにタンパク質を分解しよるわ。
風呂から上がったらお肌すべすべどころか指の指紋がとれてすべすべ。スマホのタッチがうまく反応してくれない。
ついでにお風呂から上がる時、背中と腕と前と足に紫と赤で書かれた浮世絵も鑑賞出来た。確かに外には「・・・様お断り」とは書かれていない。さすが箱物設備では見られない物も見せていただきました。
本日の宿泊はこちら・・・

ではなく、道の駅 草津運動茶屋公園。
草津温泉の直ぐ側でアクセスの都合が非常に良い。
(なんか今地震があった様だ。車がゆらゆらと揺れた。温泉地なので地震が多いのか?)
草津温泉は温泉宿エリアで、幹線道路ではないので輸送トラックもいない。直ぐ横に草津温泉に入る国道に面しているが、車の量もごく少ない。
温泉目当ての車しか止まっていないのだろう。自分も含めて11台だけ。
今日は静かに寝られそうだ。
(先程の地震は長野県北部が震源地だった様だ。群馬は震度3。ひとまず一安心)
今日の行程。青字


走行距離147Km

諏訪湖からビーナスライン美ヶ原

今朝の目覚めは、長野県松本市_道の駅・今井恵みの里。


ご覧の通り一番端に止めても一晩中エンジンを切らない向こう側の車の音が聞こえる。
前回の道の駅の時の様に、冷凍コンプレッサーが入ったり切れたりしていないところがまだましだ。
まず、今日向かったのは諏訪湖。
これは松本市側から下りてきて見た西側湖岸。

こちらは対岸。こちらの方が有名。

次に向かったのは諏訪大社本宮。
全国各地にある諏訪神社役25,000の総本社。

諏訪大社は本宮以外に、上社前宮、下社秋宮、下社春宮があるが、その中で一番有名どころ。
今回の旅の安全を祈る。
土俵が祀られている。

そのせいか、江戸時代の有名な力士・雷電も祀られてる。

生誕250年らしい。
他に絵が奉納されていた。
中にはおおらかな絵も。

本殿では、ちょうど何やら祈祷中。

次は諏訪大社の上社前宮

次に向かったのが白樺湖。

湖面周辺にはホテルが立ち並ぶ。一部廃墟化した物もあった。ここはまだインバウンドの恩恵を受けていないようだ。
次はビーナスラインで美ヶ原へ向かう。
疲れたので道路途中で休憩。
沢の音を聞きつつ至福の時間。

途中、Google先生の指示に従っていると、とんでもない道に導かれてしまっていた。
Google先生は、最短距離を教えてくれるから知らない道でも効率良い経路を教えてくれるが、時々とんでもない道を教えてくれる。今回も旧国道?・県道?らしき道で、道路が荒れ放題。ところどころ工事中で地道もあれば、荒れ放題のアスファルトの上を沢の水が一面流れている道とか。道路でなく林道としか思えない様な道とか。
日中のアドベンチャーワールドはワクワクするが、閉園後から始まるアドベンチャーワールドはごめんこうむりたい。
途中、白樺湖の別荘地エリアで鹿が2匹道路端に草を食んでいた。写真を取ろうと止まってカメラの準備をしている内に遠くに逃げてしまった。
別ルートを通りやっと目標置に近づいたら本来のビーナスラインに合流しホットする。
こちら美ヶ原美術館。道の駅になっていた。

今日は快晴の為絶好の見晴らしだ。
行って見ると大きな駐車場に10台もなし。
人もまばらでここはインバウンドとは対象外の様だ。

下る時に車の中からワンショット

今日のねぐらは、道の駅・雷電くるみの里。雷電生誕の地だそうだ。
ここの道の駅は大失敗。今までで最悪の環境。
道の駅後ろが上越自動車道で昼夜関係なく車が行き交っている。
そして前面駐車場の山側は長距離トラックの駐車エリアでいっぱい止まっている。
エンジンかけっぱなしである。お前ら自腹だったらエンジン切るだろうが。
上越自動車道の直ぐ横なので昼夜関係なくトラックの出入りがありそうだ。自分の車はその間に止めざるおえない。
上越自動車道側が道の駅建物の背になる所に1つだけ駐車スペースが残っており、そこに潜り込めた。セーフである。とりあえず高速を走る車の直接音だけは遮る事が出来た。
今日は寝られるだろうか?
今日の行程。赤字


走行距離187Km