noboribetsuのブログ

車中泊で気の向くまま諸国漫遊

2023.07.05北海道48日目 岩尾内湖白樺キャンプ場連泊3

岩尾内湖白樺キャンプ場 に来ています。

今朝は、4時過ぎの目覚め。気温13℃。

今朝も寒い。

上着は冬用パジャマが欠かせない。

今日の天気は曇。降水確10%

日が、射してきた。まあまあの天候になりそうだ。


今日の朝食

食パン型尽きたので、一昨日石窯で炊いたオニギリ。塩昆布入り。

納豆、ハムエッグ。ポテトサラダ。野菜。

残っているタンパク源は、牛乳、タマゴ、焼き豚残りとスライスハムだけになってしまった。どれも主食になりそうもない。

このキャンプ場、最後の日となったので、芝生サイトの湖畔から湖を見ながらの朝食にしよう。

このシチュエーションは最高だ。

ただ、食べ終わるまで席を離れられない。

後ろの林間サイトからカラスの声がする。

あやつらは本当に侮れない。ほんのちょっとの油断を突いてくる。

食べてると、カラスが裏の林間サイトから湖畔に向けて飛んで行き、湖畔を沿って飛んだあと又裏の林に帰っていった。

たぶん偵察に来たのだろう。S-300があれば迎撃してやったのだが。精度が悪いか・・・


食後のマッタリタイムです。

これも湖畔を眺めながら。


マッタリしたあとはそろそろ出発の準備をしよ

さらば、岩尾内湖白樺キャンプ場。

またいつか来るからね。

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ここから国設ぬかびら野営場で書いてます。今日は、7/6木曜日昼12時前。

昨日、到着してからまったく温泉街の町中に行っても携帯電波が一本も立たず、携帯電波の無い町だと思ってたら、いきなり今から4Gが3本立ちだした。

なので、またいつか途切れるかわからないので今日、明日の行き先によりブログアップできないかも知れませんので悪しからず。

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それでは出発です。

さらば岩尾内湖白樺キャンプ場。


次は、国設ぬかびら野営場だ。

しばらく行くとじゃがいも畑。

本州では畝という概念があるが、こちらには無さそうだ。

まっ平らな地面に直接、種芋を植えるようだ。

広大な大地に畝など作っている悠長なことはやってられない。

そして全て機械化されてるだろう。手作業なんて事はないだろう。

これが北海道産ポテトチップになる。

岩尾内湖からR101を行くと直ぐに愛別ダムがある。

狩布川を堰き止めたダムだ。

下流で別の川と合流し愛別川となり、そして石狩川となり日本海に注ぐ。


途中であの日本酒造・上川大雪で有名な上川町を通る。ここのJAスーパーでは日本酒の神川を売っていた。

手前の愛別町のJAスーパーにはこの銘柄はなかったけど。さすが地元である。

そこで中瓶1本購入。

次は層雲峡を通過。


層雲峡に入

学生時代がも含めると今回で3回目だ。

懐かしい。


層雲峡内

せっかくだから層雲峡温泉に寄る。

川沿いの交番の前の道を上がって行くと、シカさん堂々と道路を横切られた。


層雲峡温泉の鹿

危ないよ。完全に車や人間に慣れている。

奈良のシカの様に寄ってはこない。


町営駐車場に車を停めて散策

層雲峡ビジターセンターに寄ってみる。

入り口に熊。

頭の高さは2m位あるぞ。

こんなのが襲ってきたら恐怖だ。

こちらはクマゲラ。

こんなふうにして木の虫を取る。舌がすごく長いな。

いつぞやキャンプ場で見た木と同じ木の写真がある。


やっぱりあのときの鳥はクマゲラか。


外を散策。

黒岳に登るロープウェーがあった。

往復¥2,600

前回登ったので今回はなし。

ラーメン店があった。

せっかくなので地元ラーメンを食べてみる。

本場は醤油だろうけど味噌の方が好きなので、味噌ラーメンを注文¥850

味に期待はしていなかったが、意外といける味だ。濃厚な味。十分満足の味だった。

次に向ったのは滝。

銀河の滝

流星の滝。


滝が流れ込む川

40年程前は国道沿いにあったが、今は迂回路のトンネルが出来たので、旧国道は駐車場となり、観光エリアに変わってしまっていた。

こちらは旧国道。

どん詰まり。侵入禁止となっている。

昔はあっち側に向ったなと感慨にふける。

人間もメンテナンスを怠るとあんなふうになるのかと、脳裏によぎる。


ここから山に登れる様だ。

登ってみよう。

途中から銀河の滝と流星の滝が見える。

昔、冒険スキー家が、銀河の滝をスキーで滑ったと聞いたが、一体どうやって滑って降りたのだろう。

その人はロックスキーもすると言われた超ベテランだが、本当かいな?

次は大函。



大函

柱状節理の六角形の石の柱の壁がよく観察できる所。

何十万年も前、火山で噴火した火砕流が谷底に流れ落ち、熱いマグマ状で溜まり、年月を経て冷えて固まるとこのような結晶構造で石ができるようだ。

それが雨で結晶の隙間に染み込み、崩壊し、このような規則正しい正六角形の石柱になる。

直ぐ横には旧道の跡が。

また、ノスタルジーに浸る。

層雲峡を抜けると大雪湖にぶち当たる。

その名の通り、大雪山の北東に位置するダムで堰き止めた人造湖だ。

左のR39を行けば北見方面。

右のR273を行けば糠平湖方面だ。

とりあえずここの大雪ダム見学。

このダムはコンクリートで出来ていない。ロックフィルダムだ。

その名の通り、石を積み上げて堰き止めている。

なのでダムの勾配がゆるくて上に国道が走っている。ダムの端は山の斜面になるので当然、ダム上の道をからいきなりトンネルになる。

休憩のパーキングに入るとこんな草が地生している。

何とも綺麗だ。

そして三国峠。

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今日のブログアップは個々まで。

これから携帯電波の届かない然別湖北岸野営場に行くので2日程のアップできません。悪しからず。

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と言いつつも、もう時間も押して来てるのでここで連泊します。以下記事再開

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ここからは大樹海が見下ろせる。

遠くに旭岳、黒岳、トムラウシ山などの大雪山連峰が、霧がかかってまるで水墨画の様に見える。

出発です。今度は下り坂。

こんな阪を行きます。ご一緒に。


国見峠を下りて然別湖へ

幌加駅の遺構がありました。

何か日本の将来を感じます。

しばらく行くとタウシュベツ川橋粱

旧士幌線の橋粱。

今はダムが出来たので、6月から水没し始め、10月には完全水没して見えなくなる幻の橋である。見え始めるのは翌年1月かららしい。

なので、今日見えたのはラッキーだった。

同じ観光に来ていたハーレーダビットソンG5名は、前回来て見れなかったせいか、今回見れて歓喜していた。

それにしてもこの広大な平野が川になってしまうのだからすごい水の量だ。ダムが決壊などしたらとんでもないな。

しばらくまた行くと士幌線の跡が残る。

そして、国設ぬかびら野営場に到着。

管理棟はあるが人はいない。

1泊¥350。夕方集金に来るようだ。

ここの野営場は、ゴミを捨てられるのが素晴らしい。

最近、どこのキャンプ場もゴミ持ち帰りなので助かる。溜まりにたまったゴミをやっと捨てられる。

いつもドアを開けるたびにハエが入って来て辟易していた。

たぶん自分は鼻が慣れてしまって気が付かなかっただろう。

が、かなり異臭がしていたのだろう。

慣れとは恐ろしいもんだ・・・

でも、ありがたいもんだ。

とりあえず、風呂に入りたいので近くの温泉に行く。ここはぬかびら温泉街なので沢山ある。

そこでネットで知ったこちらへ行く。

温泉旅館  中村屋

日帰り入浴¥600

ここには混浴露天風呂がある。

残念な事にカメラを忘れた。

入って出るまで誰も入って来ず写真取りまくりできたのに残念。

露天風呂は男女別々の脱衣所があり、中で合流する形だ。

露天風呂は、6✕4mの楕円形だ。深さ50cm程。

後ろは男女別脱衣所。前は、丘とその奥に林がある。

その真ん中から木で出来た□の筒が突き出ておりそこからお湯が出て来ている。

油温41℃位か。適温だ。

浴槽周りは曲状丸太を削った縁。一部5cm程凹ませ水没させ座れる様にしている。

何年も水にひたっても腐らない丈夫な木なのであろう。

何ていう木だろう。

ヒノキかな?でもそんな匂いもしないし。

おんせんに浸かり温まったらその木に座りしばし涼む。

今日は天候が悪く霧雨状態。

それがまた心地よく、また冷えてきたら浸かる。

誰も来ず独占状態。

ひとしきり温まったら野営場に戻る。

他に2台の車が。

今日のお泊りは、自分も含めて3グループだけの様だ。私だけテント無しの車中泊。 

今日の夕食は、愛別町のJAスーパーで買った弁当。

本当は、お昼に食べる予定だったがラーメンを食べたので残っていた。

丁度、雨で夕食準備をするのも億劫なので都合良かった。

そして、上川町のJAスーパーで買った神川がお供だ。

日中暑く、クーラーボックスに入れて置いたので、よく冷えている。

冷酒でいただこう。

このメーカーの中では一番安い中瓶¥1,300だが、フルーテーな味わいで旨い。

男山の様にグビグビ飲むものでなく、ちびりちびりと味わって飲む酒だ。

確かに男山の一番安い銘柄はスーパーでは中瓶¥800位だが、酔い目的だけの酒だ。

その意味で、ちょっと高いが美味しい酒をちびりちびり味わって飲む方が、安い酒をグビグビ飲むより安上がりではなかろうか?

片方4日かけて、一方は2日で空。

それに翌朝、酒が残る事も無いし。

今後はそうしよう。

そして夜も更けていく。

今日の移動距離:152km

移動経路は

どうも層雲峡から携帯電波が通じてなかった様だ。

なので、層雲峡からは直線表示。