noboribetsuのブログ

車中泊で気の向くまま諸国漫遊

57目(7/12) 蔵王と御釜へ

今朝の目覚めは、道の駅 村田
車中泊の車は少ないと思いきや長距離トラックばかりが後でやって来た。
明け方、1つ開けて隣に長距離トラックが普通車2台エリアを占有して停車。
アイドリングかけっぱなしで、うるさくて5時に目が覚めてしまった。
おいおいこのエリアは普通車専用で大型車は上の駐車場だぞ。
全く、マナーの悪いやつだ。
この道の駅は、こないだの道の駅 釜石仙人峠よりもひどい。
よく見たら東北自動車道と仙台市を結ぶ幹線道路である。
それはそのはず、釜石仙人峠どころではなかった。
さて、今日の最初は、蔵王の御釜へ。
蔵王は、北海道へ行く前に見る予定であったが天候不順で飛ばした所である。
今日も曇りで見れるかどうかわからないが、とにかく他に選択肢は無いので行くことにする。
遠刈田温泉から蔵王ハイラインに入る。
遠刈田は昔、高純度の金鉱脈があり仙台 伊達藩の財政を大いに支えたらしい。又、こけしの特産地でもある。
金鉱跡があった。

下の方は見通しいいが、道を登って行くと霧だらけ。

最初は滝見台で三階の滝と不動滝

霧だらけで看板だけ撮影

上がって行くと霧だらけになる。

上の方へ行くとちょっと霧が晴れるときがある。
上の方は霧が出てても風で押し流されるので、ちょっとした雲の隙間から蔵王の山並みが見れる。

途中のパーキングに止めて見学
雲の晴れ間から谷間が見える

そして蔵王展望台に到着

雲の晴れ間からたまに御釜が見える

雪渓も残る

光の加減で5色に色が変わるらしいが、今日は曇りなので薄緑色だけ。
高山植物が

上に歩いて登ると神社があった。

奥には退避設備が

ここはまだ活火山で噴火の恐れがあるそうだ。
放送があれば、直ぐ近くの避難所に入れとの事。
御釜の回りを周遊する登山客の中にはヘルメットをかぶっているチームもいる。
そう言えば、先程、東北大学の地震噴火予知研究観測センターの車と東京大学の地震研究所の車が停まっていた。

手前が東北大学 向こうは東京大学

ちょうどお昼となったのでインフォメーションセンター2階の食堂で食事を
お得セット。これで¥750はお得!

次は、行きに見学した山寺も会津若松も素通りし南下し大内宿へ向かう。
蔵王を下りて山形市に入ると何と、あのでん六チョコレートの工場が・・・

余談でした。
大内宿は、会津若松と日光・今市を結ぶ会津西街道の宿場町である。昔、会津藩が江戸時代初期に会津と江戸を結ぶ幹線道路であったという。

各所に当時を思わせる宿場街道が再現されていて超リアル宿場町。

ここで、なんと先程来る時、山中の誰もいない下り坂道を一人歩いていた旅人に出会った。
脱藩して来たのであろうか・・・

日本の夜明けも近い?
大内宿を後にして今日のねぐらへ。
道の途中にある弥五島温泉の郷の湯へ。

何と入浴料が¥330。石鹸、サウナ無しだが。
湯船は1つと露天風呂が1つ。露天風呂はのびのびとは3人も入れない狭さ。
山間のひなびた温泉はこれでいい。
露天風呂に入って温もったので上がって椅子があったので座って外を眺める。
黒塀の手前にちょっとした庭が作られている。空には燕がひっきりなしに舞っている。
裸で外にいるとなんと開放感があるのだろうか。しばらく風景に見入ってしまった。
ここで一句。
 梅雨空に 燕飛びかう 弥五島湯
おそまつでした。
人がいるので写真が撮れなかったのが残念。
そして、本日の宿泊先は、道の駅 たじま

会津若松市から南に下った福島県と栃木県の県境の福島県側の南会津町にある道の駅。
マイナーな道路脇の道の駅なので道路が側でも車の通行量が少なくてとても良い。
更に、なんとゴミ箱が、どうぞ入れて下さいと言わんばかりに堂々と置かれている。

なんと、利用者のニーズを良く理解された道の駅だことか。
今までの道の駅でゴミ箱設置の道の駅は、これで4つ目だ。50以上泊まった道の駅でこの有様。
思わず自販機で缶コーヒーを買ってしまった。
道の駅では、ゴミを出さないでと言っているくせにゴミが出る物を売っている。
他の道の駅もぜひ見習ってほしい。
経路 桃◯ → 茶◯


走行距離 236km