noboribetsuのブログ

車中泊で気の向くまま諸国漫遊

2023.06.06 北海道22日目 晩成温泉へ

様似町の様似ダム公園キャンプ場に来ています。

今日の天気予報は晴れ。降水確率10%

日中は0%でいい天気になりそうだ。

昨夜はポツンと一軒家状態だったが朝起きると札幌ナンバーの軽がいる。魚釣りだろう

ひとは見当たらない。

今朝は、4時半の目覚め。外気温11℃


少し肌寒い。

昨夜は天井を叩く雨音で2回も目を覚まされしまった。

朝食



いつものようにボリューム満点。

朝日が指してきたソーラーパネルを立ててバッテリー充電しておこう。

ここの水場の水は飲料不可で、白く濁っており飲めない。

この一帯の地質は、メランジュ構造となっており、石灰岩が多いらしい。



だから石灰が混ざってしろいのだろう。

食器洗いは、洗った後、持ってきている飲料水をかけて洗い流す。石灰は消毒作用があるのでそのままでもいいが、食器は食品に触れて口に入るので気持ち悪い。


いつものようにマッタリタイムと思いきやランドクルーザーのおじさんがやってきて話しかけてきた。

樹木管理も兼ねて公園見回りもしているそうだ。

72歳で樹木屋さんだ。作業着には㈲xx石材とあったが。

昔から住んでいて、平気で山水なんて飲んでいたと言われていた。今はエキノコックス病など色々と言われているので飲まなくなったが。

すっかり世間話をしてしまって写真を撮るのを忘れてしまった。

とりあえず

おじさんは帰って行ってしまった。

そうこうするうちサッポロナンバーの人が戻ってきた。外人さんだ。

話してみるとドイツからやってきたそうな。

自然が素晴らしいと言っていた。


今日は南に下り海沿いに襟裳岬を通り大樹町にある晩成温泉へ向かう予定。

さあ出発しよう。さらば、様似ダム公園キャンプ場。

お馬さんさらばだ

石灰岩が、多いので石灰工場があり白い煙を巻き上げている。

しばらく走って旧道側にプレートの境界がある。

屋根の左上

ここが水準点

誰もいません。いるのはこれ


しばらく行くと旧道側に3つのトンネルが

今は、覆道が通っており使われていない。

覆道とは


落石防止の為、道がコンクリートでおおわれたもの。


学生時代来たときは、一番右側を通ったと思うと感慨深い。しばしノスタルジーに浸る。

その近くに

ルランベツ覆道の褶曲


すごい力です。

隣でお爺さんが最盛期の昆布猟です。


もうすぐ襟裳岬です。


襟裳岬へ

襟裳岬に到着

一軒だけ土産物屋がある。

昆布ソフトなるもの。

言わずと知れた昆布の本場だから。

マズそうだけど、せっかくだし、帰り買って食べてみてみるか。


展望台


襟裳岬

観光客がまばらだし、日本人ばかりです。いい雰囲気。

襟〜裳の春は〜何も〜ない春です〜て感じ。

北海道旅行気分満点です。

5年前の初夏に来たときはインバウンド客ばかりで、

襟〜裳の夏は〜ネイザンロードです〜。

灯台


レンズが7色に光って綺麗

展望台の下に行ってみる。




アザラシが5月に子育てで居るそうだが時期がすぎてしまって、カモメやウミウしかいない。



日高山系の南突端



さあ出発しよう。

おっと、その前に昆布ソフト

¥530・・・🤯

さ、行こ。


黄金道路

金で出来た道ではなく、湯水の如く¥をかけて出来た道路。

出た所で、お昼にしよう。



今日は、昨日作って余ったご飯に塩昆布。納豆。納豆はちょっと緩くなっていたが、どうせ菌で発酵したものだからいっしょか?味見しても変んな味はしてないからokとする。いとさみし。

食べた後はマッタリタイム



海を見ながら



前はこんな


学生時代に通った道だ。


途中でフンベの滝


昨日の夜、良く雨が降ったので、あっちこっちに滝が、出来ている。



フンベの滝襟裳岬

大樹町に入る。

ホリエモンのインターステラテクノロジ



左にロケット格納庫の様な物が建っている。

近くに航空宇宙人実験場もある。




立派なアンテナが立っておりここが管制センターになるようだ。

交流施設


そして今日のメインイベント

晩成温泉だ。



高濃度のヨウ素が含まれている。

要はうがい薬だ。

浴槽深さ60cmの底のタイルの目地が微かに解る程度だ。

日本一高濃度らしい。殺菌効果があり皮膚病にいいらしい。

それより何と言っても素晴らしいのは、温泉場の向かいにあるドアから外に出られる。

するとマンションベランダの様に柵があり、前は、熊笹とハイマツの茂った庭がある。奥行き15m程度か。

春なので黄色、オレンジ、紫色の花々が咲いている。

その先は太平洋の大海原だ。左は厚岸町、根室方面の半島から右は襟裳岬岬まで広がっている。

直ぐ近くに波が打ち寄せている。

遠くの砂浜の海岸にも白い波しぶきが上がってもやを立てている。

海岸が入りくんで無いので、打ち寄せる波が激しい。

こんな風景を素っ裸で眺めてられるのだから。前の庭と周辺は立ち入り禁止されている。だから安心して見てられる。

地球岬に温泉を作った感じだ。

水平線がかすかに弧にみえる。

外で、夕暮れの海風に当たって火照った体が冷めて来ると又戻って熱めの湯船に浸かる。

3往復してしまった。

観光地から外れたところだが、是非皆さんのにオススメしたい。又来たいところだ。

今日はこの隣に併設されているキャンプ場に泊まる予定だったが、¥200と聞いていたが¥500になっていた。今年から値上げしたそうだ。想定外だ。

車中泊でテントを張るわけでもなく駐車するだけなので、道の駅に変更。

水場が、使えないのがちょっとくやまれるが仕方ない。

20km行った所に、幕別町の道の駅忠類がある。

今日はそちらで泊まることにする。

夕日が沈んできた。

でかい太陽だ。

道の駅忠類に到着。



爬虫類の虫ではない。

ここは大きな道の駅である。隣に温泉ホテルも併設されている。

駐車場に車を停めてしばらくするとでかいトレーラに横付けされてしまった。

ディーゼルのエンジン音がガラガラとうるさい。

こういった所があるので道の駅に泊まることは避けてきた。

近隣の公園を調べたが駐車場がついてない。

仕方がないのでここに泊まるしかない。

そこで辺りを見渡すと道を隔てて隣にナウマン温泉ホテルアルコアがある。日帰り入浴もあり、道の駅に泊まっている車中泊の人も行っている。

あっちの方が駐車場が空いてるし、一般車両しか停められない線引になっている。

そこでそちら側の、道の駅駐車場から一番遠い箇所に移動。

ちらほら、車中泊の人も停めている。

ここなら車の出入りも少ないしトレーラーもやって来ない。

夕食にする。



今日は、ご飯、冷凍餃子、みそ汁と簡単なものにした。

本日の移動距離175kmよく走った。

移動経路は