noboribetsuのブログ

車中泊で気の向くまま諸国漫遊

9日目 富岡製糸場→草津温泉

今朝の目覚めは、道の駅・雷電くるみの里。

昨日は遅かったがやはり起きるには4時過ぎ。
最近、トラックの昼夜鳴り続けるエンジン音に慣れて来た様だ。人間なんでも慣れは大切だな。
朝早かったので、ご同輩の特徴的な車をチェックした。
特に特徴的な車を紹介しよう。
まずは、自己主張の強い車。

歳を取るとだんだん頑固になっていくのだなと思わせる様な車。
私は、この車の横がベストポジションで空いていたので潜り込んだのだが、全く人気がしない。到着してから朝出発するまでの10時間程いたが、人の出入りもなく、音もせず、夜も隙間から漏れるはずのかすかな光も見られない。
別のところに旅立ったのではないのだろうか?
次にこれ。

ドグも真っ青、和製デロリアン?
それとも走るゴミ屋敷?
昨日見たところではデロリアンであった。乗っているのは後期高齢者前後の夫婦の様だ。後ろの席には、リクライニング出来ない程の大量の荷物。
ホンダのFitに2人で車中泊?
寝る時は座った状態で寝るのだろうか?
エコノミー症候群になりそうだ。
でも朝見て納得した(写真は朝の風景)。走るゴミ屋敷化していた。
本日、まず本日最初に行くのは、群馬県にある富岡製糸場だ。


日本の近代化の元になった工場である。 もともと官製工場であったが、政府の払い下げで三井に渡り、次に原合名会社に渡り最後は片倉工業の手に渡りその後、富岡市に譲り渡された。

ここでかつては女工さんたちが・・・

世界遺産登録されたそうだ。
まだインバウンドの恩恵を受けていないようで、メインのお客は敬老会御一行様だ。元はフランスの技術導入から始まり指導者もフランス人だった事もあって、この様にフランス人観光客がいた。
これはメインエンジン。フランス製である。ちなみにたったの5馬力。私の車の1/30だ。これであの大きない機械を回すのか?

今世間でメインのアジア系の人はいなかった。アジア人観光客には受けない様だ。
次に向かったのは草津温泉。

ここは個人的にどうしても行っておきたかった所。わかるでしょう?
ここはメインストリートの湯元。

イベントショーを観覧

草津よいとこ~一度はおいで~と歌いながらお湯をかき混ぜて冷まします。
例によって足湯

日本人、アメリカ人、中国人、インドネシア人?と混浴してきました。
湯元から歩いて10分の西の河原公園にも行く。

最後に本日のメインイベント・・・大滝乃湯

1階は、箱物設備によくある普通のお風呂。石作りの大きな湯船に普通のお湯。
外の露天風呂経由で地下にある合わせ湯がある。
これは昔ながらの古くてひなびた湯船。
床・カベ・天井・湯船が全て木で出来ており複数湯船が温度に分けて5つ程ある。
江戸時代にワープした感じ。
一番熱い湯が45℃だったが、入ったら確かに痛い位に熱い。
体中が針でチクチク刺されている様だ。1分と入ってられない。
打たせ湯があったのでかかったら、しぶきが口に入りとても酸っぱい。
青梅の汁の様だ。目に入ると激痛が走り開けられない。
口に含んで直ぐに吐き出すと、口の中が歯磨き終わった様な感じ。
加熱硫酸ではないのか?確かにタンパク質を分解しよるわ。
風呂から上がったらお肌すべすべどころか指の指紋がとれてすべすべ。スマホのタッチがうまく反応してくれない。
ついでにお風呂から上がる時、背中と腕と前と足に紫と赤で書かれた浮世絵も鑑賞出来た。確かに外には「・・・様お断り」とは書かれていない。さすが箱物設備では見られない物も見せていただきました。
本日の宿泊はこちら・・・

ではなく、道の駅 草津運動茶屋公園。
草津温泉の直ぐ側でアクセスの都合が非常に良い。
(なんか今地震があった様だ。車がゆらゆらと揺れた。温泉地なので地震が多いのか?)
草津温泉は温泉宿エリアで、幹線道路ではないので輸送トラックもいない。直ぐ横に草津温泉に入る国道に面しているが、車の量もごく少ない。
温泉目当ての車しか止まっていないのだろう。自分も含めて11台だけ。
今日は静かに寝られそうだ。
(先程の地震は長野県北部が震源地だった様だ。群馬は震度3。ひとまず一安心)
今日の行程。青字


走行距離147Km