noboribetsuのブログ

車中泊で気の向くまま諸国漫遊

55日目(7/10) 遠野市と平泉中尊寺へ

今朝の目覚めは、道の駅 釜石仙人峠
釜石市の内陸部側の町外れにある道の駅。
この道の駅は、東北地方の大動脈である東北自動車道に向かう幹線道路と釜石市街地までを結ぶ道路にある。言ってみればインターチェンジみたいな所。だから夜中車がひっきりなしに通る。車の音で朝4時に目が覚めてしまった。


今日は、先ず柳田国男の民話 遠野物語の遠野市へ行く。
遠野市はここから真西に行くとある。
遠野の田園風景の中を走っていると立派な城跡・・?・・お寺?

普通の民家でした。あなたは羽柴秀吉さん?
まず、目指すはカッパ淵
常堅寺の裏手がカッパ淵

ここを右手に進んで行くとありました。

本当にカッパが住んでいそうな川面である。

時々、川底からボコ・ボコとあぶくが出ている。
¥250で、カッパ釣りの道具も貸してくれる。
餌は、きゅうりの様である。

カッパの社もある。

中にはお姉さんカッパが・・どこかで見たデザインだな

次は、表の常堅寺へ

浄財入れ横にもカッパが

境内の狛犬。
顔形は狛犬だが頭が凹んでカッパの様。
昔、お寺の本堂が火事になった時、裏の川のカッパが火消しをしてくれたのでそれ以来祀っているそうな。

次は姥捨てのデンデラ野
昔は、60歳になった老人を捨てた野だそうだ。

この橋を渡って・・

何やら橋にモニュメントが・・

姥捨てである・・・なんとシュール・リアリズム?
向こうの左に坂を登って行く所がある。

ここに捨てたそうな

中は

あがりの家だって。もう人生上がりってこと?
60で人生上がりってそれはないだろう。
悲しい貧しい昔の農村の現実でした。


次は平泉中尊寺に向かう。
これは説明不要ですね。藤原氏の栄華の記録

鬱蒼と茂る通りを歩いて行くとありました。

金色堂

中は撮影禁止です。
金色堂と言うだけあって、屋根瓦以外は庇の垂木から床下の柱まですべて金箔でキンキラキンでした。
ついでにあった白山神社能楽堂

次は又太平洋岸の陸前高田市へ向かう。
あの津浪で大災害を被った町。
道すがらあった5階建てマンション。

4階まではボロボロ。まだ放置状態です。

行き交うダンプ

堤防作り。
むちゃくちゃ高いのではないかい。

辺りは工事中で砂埃が舞っていた。
復興はまだまだの様です。
宮城、岩手のみなさん頑張ってください。


本日の宿泊先は、花の駅 (道の駅ではない)

経路 紫◯ → 桃◯

走行距離 217km