noboribetsuのブログ

車中泊で気の向くまま諸国漫遊

2023.05.30北海道15日目 みたら室蘭へ

徳舜瞥山麓キャンプ場に来ています。

今日の天気予報は晴れ時々曇り。降水確率20%。今朝は4時過ぎの目覚め

今日はまあまあの天気だ。

気温は6℃。


夜中、寒くて起きてしまった。寝袋のを出しその上に薄い夏布団をかける。そしてネックウオーマーを耳までかぶる。と丁度良くなった。朝起きたら運転席側の窓が全開になっていた(T_T)。


ところでテントの大分さんはどうなったか?


荒らされていない。無事のようだ。よかったよかった。


大分さんは、明日、倶知安町の旭ヶ丘総合公園 キャンプ場に泊まる予定とのこと。

そこは、2日前に泊まろうと行ったが、閉鎖されていた所だ。「まだ閉鎖されてるよ」と教えてあげると、後でこんなものを持って来てくれた。



彼は竹細工職人との事。親切にしてもらった人には、あげているとの事だ。無事帰るお守りだそうだ。

何気ない一言だったが、人の機微に触れた気がした。


今日の朝食


昨日のラディッシュにアスパラガス追加。

赤色が朝食を彩る。

今日も栄養バランス完璧だ。


そうこうするうち大分さんは準備整い出発だ。さらばである。9月までいるとのことなので、又どこかで会うかも知れない。


食事の後はいつものマッタリ時間。


そうこうするうちに、まだ7時代だと言うのにジムニーがやってきた。スキンヘッドの親父さんだ。管理人にしては早すぎる。設営し出だして早々とマッタリ時間を過ごされている。装備といい熟練キャンパーの様だ。

その内帰る準備をしていると、いつの間にかターフを片付けて行ってしまった。


まだ10時前だぞ

また一人になってしまった。


とりあえず片付けて出発だ。

さらば徳舜瞥山麓キャンプ場


向かうのは伊達市。

明治以降、仙台からここ北海道へ移住やむなくなった伊達家の開いた町。伊達家の菩提寺もある町。まずは、道の駅 観光地物産館で地場の野菜を仕入れる。



結局りんごだけし買ってないが。


次に伊達漁協交流広場


漁港

船着き場

漁港であるから強烈な魚の腐敗臭。魚が浜に打ち上げられ、太陽光で干上がり腐敗してハエがタカっている。そんな匂いだ。鼻がよじれそうになるが20分もいれば慣れて来る。

ここに沖縄ナンバーの車が止まっていた。箱バンだがキャリアに地上波とBSアンテナと太陽光パネルを積んでいる。

どうやらもう7年もここに通っているらしい。白いあごひげを蓄えた上品そうなおっさんだ。このくらいになるとシブいと思う。

防波堤では兄ちゃんが釣り。

カレイが釣れるそうだ。

えさは、塩いそめ、との事。

後ろに見えるのは有珠山。

赤ちゃけた活火山だ。



次に向かったのは、今回宿泊予定していたアルトリア岬キャンプ場。


この岬から見る夕日は素晴らしいとの事。



アルトリア岬


昔は、場末のキャンプ場で、ほとんどだれも来なかったらしい。

洗い場には屋根はないし、駐車できるスペースが狭い。しかも平坦で無いから使いづらい。

なにより最悪なのはトイレだ。

トイレの建物に行くと、まず、いきなり、なぜか3つの扉がある。

そして、扉をあけたら、いきなり便器があるのだ。

しかも壁と天井は全てコンクリートタイルで出来ている。窓はない。扉を閉めたら真っ暗で、密閉空間となる。しかもボットントイレで下が丸見え。普通、ボットンタイプでも最近は、落下するエリアが10cm程度の円形の穴で、お釣りが来ない様、仕切りも弁(板)がついており、ある程度の重さになると下に開き堆積物を落下させ、重みが無くなるとバネの復元力で、また閉じる構造の物がほとんどだ。

しかし、ここは違う。

昔ながらの便器の底が元々無い。金隠しだけがある全く開放型の便器である。一応、洋式だが、和式便器を取り外し、プラスチックの洋式便器を置いただけの物だ。底が丸見え。

これでは完全に、お釣りをもらいそうだ。

それで思い出した。小さい頃の実家の便所だ。

ボットントイレで、お釣りが来る。父は、跳ね返りを防止するため時々、稲わらを放り込む。稲わらならいずれ腐敗し人糞肥料として使えるからだ。

しかしたまに、薄暗い湖面がかすかに光り波の無い鏡面状態に見える時がある。ヤバイときである。そんな時は、左手に便器の白いプラスチック成形された蓋を持ち、出した瞬間、中腰に垂直に立ち、蓋で遮るのだ。

いわゆる矛と盾だ。

瞬時の動作で行わないと失敗する。

下からの攻撃で被弾した場合、まだ傷は浅い。しかし自爆すると後の処理が大変だ。

何より大切な事は、真っ直ぐ垂直に

おこなわなければならない。

その理由は2つある。

1つは、一直線上で対向する2つの力のベクトルが、一番せん断能力が高い。

もう一つは、遠心力により角加速度を発生し、あらぬ方向に飛んで行かないようにする為だ。

私はかなり上達し、ほとんど失敗する事は無くなった。


高校生の時、体育の授業で、クラス全員で背筋力を測定する事があった。

私がクラストップで180kg。次は、体育の先生の150kg。先生も驚いていた。

これも日々の鍛錬のおかげだ。

懐かしい記憶を思い出してしまった。


岬の風景・・・

素敵です。

しかしここに泊まるにはスペースが狭い。



平日というのにキャンパーが多い。

子連れで子供の鳴き声が時々する。

ということでここの宿泊はやめて先に進むと事にした。

次は、室蘭の地球岬へ向かう。


あの有名な白鳥大橋

http://lamudhia.seesaa.net/article/387090514.html



を渡り、到着しました地球岬





地球岬

広い写角で海を見ることが出来るので水平線が地球の弧の様にすこし曲がって見えるといわれている所だ。


そして、今夜の寝ぐらは道の駅みたら室蘭。

前回来たときもここで車中泊をした。

前回はハイシーズンだったのでとんでもなく車が多く停められず、隣の温泉の駐車場に停めた。

今回はまだ観光シーズンに入って無いのでまだましだ。


室蘭に入る。

大本営跡か


みたら室蘭到着。


観光モニュメント




ここには、隣に温泉がある。


むろらん温泉ゆらら

風呂上がりに一杯


港風景が見える。絶景で、ビールとホタテが旨い。

今日もアルコールが入ってしまった😅

今晩の食事は、野菜たっぷりウインナーソーセージ入まるちゃん焼きそば


そして夜がふけて行く。


日没


みたら室蘭の夕日


あの有名な白鳥大橋


夜の白鳥大橋

今日の移動経路は距離107km


移動経路