noboribetsuのブログ

車中泊で気の向くまま諸国漫遊

47日目(7/02) 北海道に来て25日目 大沼小沼と惠山へ

今朝の目覚めは、道の駅 とうや湖
自分一人だけの車中泊かと思いきや夜中に増えてトラック含めて2,3台泊まっていたようだ。
今日は太平洋海岸沿いに南下し大沼・小沼を見て更に海岸沿いを南下する予定。
先ず最初は、途中で見つけたアイヌの史跡公園
豊浦町のカムイチャシ史跡公園


説明はこれ

急な階段を登って行くと展望台があり、そこから更に木が敷き詰められてた道を行くと岬の突端の上に着く。

まだ朝早いので雲がかかっている。

崖の方へ顔を出すと、下から吹き上がって来る生暖かい風でメガネが曇る。
こういった切り立った崖には雲海が出来易い事を肌身で感じさせてくれる。
なぜか社もあった。

途中、オニウシこうえんの食堂で昼食を取る。
ちょっと贅沢に、ホタテ丼¥1450。ふんだんにホタテが入っており醤油をかけて食べると甘くて美味い。

次に大沼・小沼
この鉄橋は函館本線が通っているが、この間で大沼と小沼が繋がっている。


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熱容量が大きいので冬でも凍らない湖である。
今日は、曇っており駒ケ岳の裾野しか見えなくて残念。
次は、一旦東へ向かい、太平洋側の鹿部町へ出る。それから海岸線沿いに南下する。
この辺は昆布漁がが盛んな様である。
昆布をこぼれんばかりにいっぱい載せたトラックが行く。

各家の軒先には昆布を吊るす小屋がいっぱい建っている。乾いた昆布がぶら下がっているところもあれば、乾燥した昆布を集めて出荷準備をしている所もあれば、又各家庭を回り乾燥した昆布を改修している車もいる。そして街中が昆布の匂いで充満している。


次に向かったのは、お風呂に入りたいので惠山の南側にある登山口を少し登ったところにある石田温泉。
惠山の直ぐ麓にある。
これが道中の道から見た惠山。
茶色い禿山だ。

そして温泉に到着

外観がきれいだが、浴槽は温泉湯でかなり古めかしい浴槽になっている。
湯船の色は薄茶色。
泉質はよくあるイオウでなく、酸性湯である。
流れ込んでいるきれいな温泉水を口に含むとお酢である。
酢の温泉だ。そい言えば湯面に面しているタイルや岩には、酢酸の結晶がこびりついている。
神経痛やリュウマチ、慢性皮膚病に効能があるそうな。
マイナーな温泉なので客は自分一人だけ。
シャンプーや液体石鹸はあるがほとんど空。ボトルの蓋を開けて逆さにして出して使う。それでも不足なので他に置いてあるのも使ったが全部空である。
おまけに上がっても扇風機無し。ティッシュも綿棒もなし。
全く場末の温泉だった。500円ならもうちょっとましなのだが。
温泉から上がったら本日の宿泊先へ移動。
今まで来た道を引き返さなければならない。
この半島は海岸線が切れており通り抜け出来ないのだ。
本日の宿泊先は、道の駅 なとわ・えさん

北海道魚のしっぽの太平洋側突端部分側寄りの道の駅。
特に特徴は無い駅。とりあえず函館周辺の惠山が目の前に見える駅。

海岸線なので波の音が心地よい。
うるさいトラックもいないので、波の音が子守唄のように聞こえて心地よい。
今日はぐっすり眠れそうだ。
皆さんもご一緒に・・・・

経路 黄◯ → 橙◯

走行距離 221km