2021.10.9 上高地/松本
西糸屋山荘にて目覚め。昨夜の温泉は真っ暗で外は何も見えなかったが、朝風呂に入ると、くっきり西穂高連峰が真正面に見え、朝日に輝いていた。写真を取ることも忘れ、しばし温泉に浸る。
今日は、明神池まで行き、そこから右に折れ徳本峠へ向かい、戻って来るルートである。
西糸屋山荘のそばの河童橋から明神池へ向かう。
この道は梓川沿いに徳沢に向かう平坦な散策道で、結構な人が行き交っている。アベック、家族連れ、若者グループなど、7割程度は山に登るのではなく散策する人ばかりである。スニーカーやズック靴の人で、ほとんどが嵐山観光の載りである。
しかも関東エリアの観光客が多いのだろか、ハイカラでお上品な、出で立ちである。
そんな中を歩く。猿も一緒に歩く。
人を気にしてないようだ。子猿が道のすぐ上の木に登り木の実を取っている。
美濃の滝の猿は襲って来るが、ここの猿は襲って来ない。
関東圏の猿は、なにわの猿と違いお上品なのか?
まずは、明神池途中の分岐点から登り始める。やっと嵐山風情から信州の山の雰囲気だ。
林の中を進む。マイナールートのせいか人の行き来はほとんど無い。
6月の大雨で通路が流され途中、危険なエリアあり。
下向きで撮影しているのであまりわからないが、かなり危険。足を滑らせると右下の谷の沢に滑落してしまう。四つん這いで体制を確保しながら渡り、梯子をよじ登る。
休み休みしながら2時間半程かけてのんびりと登る。
もう少しで徳本峠だ。
徳本峠に到着。
峠には、徳本小屋がある。中は蚕棚の様な2段に仕切った寝床があった。押入れの中で寝る感じ。
峠から後ろを振り返ると西穂高連峰が連なっている。天気がいいので素晴らしい展望。
なんと山頂に天女がいた。天女様~ ヾ(*゚∀゚*)ノ
30後半位か、ちょっと年増の天女だが、さすが歩いて登る天女、体つきが頑丈そうだ。白鵬天女と呼ぼう。しかし、直ぐテントサイトにあるピンク色の天の岩戸に隠れてしまった。岩戸の扉を開けようと思ったが、犯罪になりそうなのでやめておいた。
ここで昼食をとりしばし休憩をして元来た道を引き返し下山する。
その後、明神橋を渡り向こう岸経由で河童橋まで戻る。
明神橋は吊橋である。歩くとゆらゆらと揺れる。景色は絶景。
立ち枯れの白樺林
そして河童橋まで戻り山荘に戻り荷物を回収して帰りのバスターミナルまで行く。今日は土曜で人が多く臨時便のバスも出て、無事にさわんど駐車場まで戻る。
そして松本の宿泊先ホテルへ向かう。
そして、ホテルに荷物を置いて、駅前居酒屋へ向かった。
そして、うまい地酒と馬刺し料理を堪能。夜はふける。
今日は登山、松本移動、居酒屋とかなりハードだった。明日は松本市観光と帰省である。もう寝よう。
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