noboribetsuのブログ

車中泊で気の向くまま諸国漫遊

2022.07.01 大山登山

すっかりブログへの投稿が止まってしまっていました。
今回は去年の事になりますが大山に登った件をアップしたいと思う。


友人が、7合目までで力尽きギブアップして途中下山して帰って来たとの話を聞いた。そこで、俄然登ってみたいとチャレンジ心をくすぐられてしまった。
2022.7.1
まずは行く途中にいなばの白ウサギで有名な白兎海岸に立ち寄る。


海岸のほとりに神社があって、縁結びの神様が祀られていた。

海水浴をするなら絶好の白浜が数キロ続いている。ここで大黒様が兎に出会ったのか?


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大山の登山道麓の近くに来る。天気も良くて圧倒的な景観が迫って来てワクワクしてくる。

本日は、麓で車中泊。麓であるが標高が高いので7月であっても夜は涼しく寝るには快適だ。

車内の寝床はフルフラットにし加工してあるので畳1畳程度の広さ。布団を敷いて大の字で寝られて快適そのもの。虫の音を聞きながら快適に熟睡。大自然を感じて寝る事が出来るのがアウトドアの醍醐味だ。
本日の移動


2022.7.2
朝は、ホットサンドとコーヒーを作りしばし一服。

さあ出発だ。
8:25登山道に入る。ここが登山道入り口だ。

頂上まで3kmあるとの事。

1合目までやってくるとおじいちゃんが若者達に抜かれつつ、ゆっくりと登っていた。

友達がバテて途中リタイアしたと聞いていたので体力温存・・・お爺ちゃんを抜かさずその後を少し離れてついて行く。これなら全然疲れない。休みながら登って行く感じ。
しばらく行くと、先に抜いていった若者グループは途中休憩をしていた。その横をお爺ちゃんは休まず登って行く。私もゆっくりと登っているので、全然疲れが来ない。休む必要も感じなかったので、そのままついて登って行く。
ここで兎と亀の話を思い出してしまった。
急いで登ってその都度休憩するより、ゆっくりと休まず登った方が、結局最後はそれほど遅れず疲れずに登れるにではないか。こんな考えに至ったのも年の功?
これを老人力と呼ぶのであろうか?
5合目。時刻は9:25。

登りだしてから1時間。約半分といったところ。あと1時間ちょっとで山頂かな?
6合目。時刻は9:40。

7月2日なのでまだ梅雨時期のはずだが今日は至って天気が良くて抜群のコンディション。


8合目10:25
このあたりから傾斜が緩くなり歩くのが楽になった。そろそろ頂上に近い為か?

もうすぐ頂上だ。あと500m。 傾斜は緩やかでハイキングコースの様だ。楽勝!

登頂 碑の前で記念撮影

子供から熱中症で倒れていないか心配のLINEメッセージが届いた。
この日の京都市の最高気温は38℃超えだ。

しかし、山頂小屋の外の寒暖計は24℃。なんと快適な事か。

天国天国
小屋から少し登ったところにひな壇の様な展望デッキがあり皆さん並んで外界を見下ろしている。


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遠くは宍道湖まで見渡せて絶景である。
周りはほとんどが年金親父と年金おばさんばかり。前に座った親父さん2人はリタイア生活堪能の話題でもちきりである。“私ももうじきそちらに行くからね“と心の中でほくそ笑んだ。
昼弁当を食べてひとしきり景色を堪能して下山することにした。
途中、きれいな蝶々が舞う。心が洗われる様だ。

下山は行者谷ルートを下りる。途中ガレ場を横切るのだが落石に注意する場所である。

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横切った後は大山寺に通じるルートを下りる。

大山寺の裏山に到着。時刻は15:10。登りはじめてから6時間45分の工程だった。

大山寺はかなり木が古く傷んでいた。

そのせいもあって貴重な遺構を見た感じであった。
後は、石畳の道を下りるだけ。高低差が無くて楽ちんだ。
下山したあとはもちろん温泉へ

しっかりと湯治を行ってねぐらへ。
今日は日中を通して良い天気で素晴らしい夕日を見ることが出来た。

最終バスが出た様だ。

今日も夜は車中泊である。
その日に帰らなくて良いのは、1日の活動をしっかりと確保出来るので精神的余裕が出来る。仮に早く下山出来れば、帰省すれば言い訳で。
帰り切れなかったら、途中で手頃な所で車中泊すればいいわけだし。
その意味で予約無しで移動できる車中泊は、快適極まりない。

今晩も扇風機をかけながら快適な夜を過ごす。おやすみなさい。


おはようございます。今日はあいにくの雨模様の天気。

車の中で、朝食とコーヒーを堪能する。しばし寛いでからのんびりと帰路についた。
今回は梅雨シーズン中というのに絶好の天候日和の中で登山が出来てラッキーだった。
今回、登山はのんびりゆっくりスケジュールで登るに限るということをつくづく感じた。